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「先輩と、知り合いだったんだな」
下駄箱で先輩に挨拶をする顕嵐の隣に居た頃は、こんなことになることなんて知りもしなかった
学校までの道のりを歩く私の隣で、顕嵐は今日も私と歩幅を合わせてくれた
「ちょっと、色々あって」
「ながつには話したくせに、なんで俺には黙ってたんだよ」
「怜央には、バレちゃっただけ」
「…答えになってねーし」
顕嵐は頭をかくと、昨日の出来事を引きずっているであろう私に優しさをくれる
「好きなんだ？ 先輩のこと」
「……なのかもしれない」
「初めてだよな、Aに好きな人ができるのなんて」
「……そうかもしれない」
顕嵐にこんな話をするのは、正直恥ずかしかった
「応援するよ、俺達は」
顕嵐には話すな、とあれほど言われたのに
彼は意外にもあっさり私の背中を押してくれた
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えつ(プロフ) - いちごさん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2018年3月10日 10時) (
レス) id: 94efd89660 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この作品好きです！更新待ってます。 (2018年3月10日 0時) (レス) id: cfd7f1c76f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えつ | 作成日時：2018年3月1日 19時
