検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:79,227 hit
小｜中｜大

34 ページ34

.




あれから、先輩に会うことはなかった





連絡先も知らないので、必然的に会うことも不可能だった





会いたい、と思った





それでも、そう簡単に会えるものでもないらしかった





今日は部活があるから、と帰り道に私をひとり残し体育館へと向かっていった顕嵐と怜央





2人を待つふりをして先輩のことを待ってみようと思った





我ながら、大胆なことをするものだ




こんなことをしたら嫌われるだろうかなんて考えたけれど





確かめたかった





あのキスの意味を





「好きです」なんて言えないけれど




知りたかったんだ、先輩のこと




.

35→←33



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.8/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
198人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

えつ(プロフ) - いちごさん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2018年3月10日 10時) (レス) id: 94efd89660 (このIDを非表示/違反報告)
 いちご - この作品好きです！更新待ってます。 (2018年3月10日 0時) (レス) id: cfd7f1c76f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：えつ | 作成日時：2018年3月1日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。