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「まだ体調悪いのか？」
帰り道で、顕嵐が私の顔を覗き込む
頭にはまだ、白い包帯
そして頭の中にはまだ、先輩とのキス
初めてだった
ファーストキスをあんな形で、どんな意味があったのかも分からないまま奪われてしまった
「Aまだ頭痛いのかな」
怜央と顕嵐の会話が耳の奥で聞こえる
話せるはずもなかった
顕嵐に至っては、私と先輩が知り合いだということも知らないままなのだ
怜央に相談するのも何か違うと思った
と言うよりは、恥ずかしくて話せない
そのうち分かる、そう怜央は言った
分かったかもしれない
この気持ちは、「好き」というものだと
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えつ(プロフ) - いちごさん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2018年3月10日 10時) (
レス) id: 94efd89660 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この作品好きです！更新待ってます。 (2018年3月10日 0時) (レス) id: cfd7f1c76f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えつ | 作成日時：2018年3月1日 19時
