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「…ぃ、おい！ 聞いてんのか？」
はっと顔を上げると、私を心配そうに見つめる顕嵐が居た
「お前最近変だぞ？ 大丈夫」
あの体育の時間に言われたひとことにより、顕嵐はここ最近教室でも私を気遣うようになった
クラスメイトはそれに驚いていて、変な噂もたっていたけれど
『おな中』という言葉に、幾たびか助けられた
「どーしたの、なんかあった」
あの日から会っていない先輩
いや、特に会いたいわけではないのだけれど
彼はもうきっと、私のことなんか忘れているに違いない
「ううん、大丈夫」
「しっかりしろよ」
私の頭に手を置くと、顕嵐は自分の席に戻っていく
何か用事があったのではないのだろうか
人の話すら聞こえなくなったとは、私はいったいどうしたのだろう
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えつ(プロフ) - いちごさん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2018年3月10日 10時) (
レス) id: 94efd89660 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この作品好きです！更新待ってます。 (2018年3月10日 0時) (レス) id: cfd7f1c76f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えつ | 作成日時：2018年3月1日 19時
