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「すごかったねぇ！」






隣の花菜は興奮気味で






私は曖昧に返事を返す






「まぁ、かっこいいとは思ったけど…」






結局試合は圧勝で、彼は素敵な笑顔で観客に応えていた






少しだけ目が合ったと思ったのは、きっと私の気のせい






「来年には卒業しちゃうなんて信じられないよ」





頭の上の桜を見上げて彼女が言う






学校の人気者が居なくなったら、ここはどうなるのだろう






きっと、そんなに変わらないのだろう






「じゃあまた明日ね」






分かれ道で手を振ると、花菜は駆けていった





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えつ(プロフ) - いちごさん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2018年3月10日 10時) (レス) id: 94efd89660 (このIDを非表示/違反報告)
 いちご - この作品好きです！更新待ってます。 (2018年3月10日 0時) (レス) id: cfd7f1c76f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：えつ | 作成日時：2018年3月1日 19時

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