検索窓
今日:27 hit、昨日:15 hit、合計:149,009 hit

ありがとう、柊真。 ページ44

気分を害される方もいるかもしれないので、嫌でしたら無理せず、見てくれるのであれば広い心で見ていただけると光栄です。

それと、妄想なので私にも真実は分かりません。こうだったらいいなという思いで書いております。









--------






今日は夜遅くまでかかっての仕事だった。

でも日付越すのは免れたけども。

ロケバスでの移動はうるさくて仕方ない。笑




prrr..


貴「あ、私だ」


親友からだった。
こんな時間にかかってくるのは珍しいから、なんだか嫌な予感がした。


貴「どした〜ん?」


『あのさ!柊真くん辞めるって本当?』


貴「…え?」


『今画像送ったんやけど、Twitterでみんな言うてて、公式サイトとかから名前がなくなってて』


親友が言っていることがよく分からなかった。


貴「…わ、私、そんなん聞いてへん…」


『そう、なんか…』


貴「なんで… なんで…」


涙は自然と溢れてきた。


照「…! A?どした?」


崇「A?!」


『A… しっかりするんやで?とりあえず切んで?』


そう言って電話は切られた。

送られてきた画像には柊真の名前がないサイトの写真


貴「柊真って辞めたん?」


そう言えばみんな無言になってしまった。


貴「ねえ、辞めたん?」


照「A…」


淳「…おん、せやで」


貴「…淳太くんは、知ってたん…?」


淳「おん」


貴「…のんは?のんは知ってたん?」


望「…うん」


小さい声で確かに呟いた


貴「なんで、なんで私には何も言わなかったん?なんで柊真は何も言ってくれんかったん?相談してくれんかったん?」


柊真はいつだってそうだった。
人のことはすぐ心配するくせに、私が柊真に心配しても「大丈夫やで?」って言って何も言わなかった。



貴「私って、私ってそんなに頼りない?」


照「そんなことないて」


貴「じゃあなんで隠してたんよ」


神「A…」


崇「頼りない訳やないと思うで?」


淳「Aに心配かけたくなかったんやろ」


涙が止まらない


私は声を出して泣いた


肩を抱き寄せて落ち着かせてくれるお兄ちゃん

深刻な顔をしているB.A.D.

心配そうに見つめる神ちゃん

泣きそうな顔で下を向く望

起きたけど寝たふりをする流星

外を見つめるしげ




私はどうすればいいのか分からず、ただ泣くことしかできなかった。

ありがとう、柊真、2。→←歩く人間ゴリラ(リク)。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (186 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
402人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

monchi(プロフ) - 待ってました!! (2015年7月15日 16時) (レス) id: 01879634a3 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - この作品ほんと面白いと思います!更新続けてくれると嬉しいです! (2015年7月15日 7時) (レス) id: 3e0a3976de (このIDを非表示/違反報告)
のんまろ(プロフ) - 私はまだまだ読みたいです!楽しく読んでたので、このまま続けてほしいなと思っています。これからも、頑張って下さい! (2015年7月14日 22時) (レス) id: c8bff8a961 (このIDを非表示/違反報告)
柚希(プロフ) - ゆうさん» 濵ちゃんの妹って他担でも嬉しいもんですよね!ありがとうございますヾ(*´∀`*)ノ (2015年7月14日 21時) (レス) id: 2654c160b5 (このIDを非表示/違反報告)
柚希(プロフ) - 青ジャス☆さん» まじですか!嬉しいです♪ 腹筋崩壊とか最高の褒め言葉ですよ。゚(゚^ω^゚)゚。笑 (2015年7月14日 21時) (レス) id: 2654c160b5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柚希 | 作成日時:2014年7月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。