ありがとう、柊真。 ページ44
気分を害される方もいるかもしれないので、嫌でしたら無理せず、見てくれるのであれば広い心で見ていただけると光栄です。
それと、妄想なので私にも真実は分かりません。こうだったらいいなという思いで書いております。
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今日は夜遅くまでかかっての仕事だった。
でも日付越すのは免れたけども。
ロケバスでの移動はうるさくて仕方ない。笑
prrr..
貴「あ、私だ」
親友からだった。
こんな時間にかかってくるのは珍しいから、なんだか嫌な予感がした。
貴「どした〜ん?」
『あのさ!柊真くん辞めるって本当?』
貴「…え?」
『今画像送ったんやけど、Twitterでみんな言うてて、公式サイトとかから名前がなくなってて』
親友が言っていることがよく分からなかった。
貴「…わ、私、そんなん聞いてへん…」
『そう、なんか…』
貴「なんで… なんで…」
涙は自然と溢れてきた。
照「…! A?どした?」
崇「A?!」
『A… しっかりするんやで?とりあえず切んで?』
そう言って電話は切られた。
送られてきた画像には柊真の名前がないサイトの写真
貴「柊真って辞めたん?」
そう言えばみんな無言になってしまった。
貴「ねえ、辞めたん?」
照「A…」
淳「…おん、せやで」
貴「…淳太くんは、知ってたん…?」
淳「おん」
貴「…のんは?のんは知ってたん?」
望「…うん」
小さい声で確かに呟いた
貴「なんで、なんで私には何も言わなかったん?なんで柊真は何も言ってくれんかったん?相談してくれんかったん?」
柊真はいつだってそうだった。
人のことはすぐ心配するくせに、私が柊真に心配しても「大丈夫やで?」って言って何も言わなかった。
貴「私って、私ってそんなに頼りない?」
照「そんなことないて」
貴「じゃあなんで隠してたんよ」
神「A…」
崇「頼りない訳やないと思うで?」
淳「Aに心配かけたくなかったんやろ」
涙が止まらない
私は声を出して泣いた
肩を抱き寄せて落ち着かせてくれるお兄ちゃん
深刻な顔をしているB.A.D.
心配そうに見つめる神ちゃん
泣きそうな顔で下を向く望
起きたけど寝たふりをする流星
外を見つめるしげ
私はどうすればいいのか分からず、ただ泣くことしかできなかった。
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monchi(プロフ) - 待ってました!! (2015年7月15日 16時) (レス) id: 01879634a3 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - この作品ほんと面白いと思います!更新続けてくれると嬉しいです! (2015年7月15日 7時) (レス) id: 3e0a3976de (このIDを非表示/違反報告)
のんまろ(プロフ) - 私はまだまだ読みたいです!楽しく読んでたので、このまま続けてほしいなと思っています。これからも、頑張って下さい! (2015年7月14日 22時) (レス) id: c8bff8a961 (このIDを非表示/違反報告)
柚希(プロフ) - ゆうさん» 濵ちゃんの妹って他担でも嬉しいもんですよね!ありがとうございますヾ(*´∀`*)ノ (2015年7月14日 21時) (レス) id: 2654c160b5 (このIDを非表示/違反報告)
柚希(プロフ) - 青ジャス☆さん» まじですか!嬉しいです♪ 腹筋崩壊とか最高の褒め言葉ですよ。゚(゚^ω^゚)゚。笑 (2015年7月14日 21時) (レス) id: 2654c160b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚希 | 作成日時:2014年7月30日 18時