2 ページ2
小学校、中学校、高校、友達と呼べる人はせいぜい3人で、
そんな友達とも違う大学に行って新しい生活をしようと思ってたけど
そんなことも叶わず1人静かに大学生活をし始めてもう2年がたった。
『ふあぁぁ……』
今日は昼からしかなくて、と言ってすることもないから
朝からお買い物をしてカフェでゆっくり。
眠たそうな私と同じ大学生。
疲れた顔をしているOLのお姉さん。
ナンパしてるかっこいい男の人。
色んな人がいて飽きない。
このままここで講義までいようかな、なんて思ってたけど
今日はそうもいかないみたいで……
「あ!Aさんおった〜!!」
同じ講義を受けてる派手な女の子、
名前は確か花澤さん…?
『…えっと、、』
「友達に呼んでこいって言われたから、来てくれる?」
『あ…はい……』
取り敢えず着いていくけど、
私何かしたっけ?って、変に昔を思い出してドキドキする。
なんでどこまでもネガティブなんだろ……
「ん。ここで待っててくれる?」
『はい…』
連れてこられたのは大学の中庭。
誰も来ないような場所だしさっきの勝手な妄想がほんとになるんじゃないかとか……
大「あ、Aさん……」
あのイケメン王子って呼ばれてる大倉くんが来たら余計に。
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:フレサ | 作成日時:2018年10月20日 22時