憧れの人だったのに…… (ページ30)

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憧れ29 ページ30

北園「あ、おかえり」

外に行ったしゅん先輩が帰ってきた

荒牧「あれ？とんは？一緒じゃなかったの？」

大平「置いてきた」

貴「置いてきたって…⁉」

しゅん先輩がサラッと言ったから驚いた

黒羽「ケンカでもしたの？」

大平「いいや…。ただ、僕と同じようになるなよって忠告(アドバイス)しただけ」

貴「なんですかそれー…」

ま、ケンカしたんじゃないならいいか…

その後はみんなでワイワイしていた

けど、10分経ってもとんちゃんは戻ってこなかった

貴「(ﾎﾞｿｯしゅん先輩とんちゃんと何かあったんですか…？」

とんちゃんの帰りが遅いことに不安を感じた私はしゅん先輩に耳打ちする

大平「……別に。心配なら見て来れば？」

なんかいつもと対応が違うしゅん先輩に違和感を覚えた

貴「見てきますけど…。しゅん先輩。なんか悩んでたり落ち込んでたりしてたら言ってくださいね？しゅん先輩はため込む癖があるんですから(笑なんでも聞きますよ」

私はしゅん先輩にそう言ってからとんちゃんを探しに部屋を出た