憧れの人だったのに…… (ページ16)

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憧れ15 ページ16

鳥越「アホやなあいつら(笑」

貴「なんか申し訳なかったですね…。」

小越「Aちゃんのせいじゃないよ」

佐藤「……ずっと思ってたんだけど、Aっていつまでオレを"佐藤さん"って呼ぶつもり？」

貴「え…？」

急に流司くんがそんなことを言うからびっくりした

佐藤「とんのことはとんちゃんって呼ぶし、俊也くんのことはしゅん先輩って呼ぶくせに…。オレ
の事はまだ"佐藤さん"のまま。早く流司って呼んで」

ムスッとして言う流司くん

なにコレ…。

俺得なんですけど……っ‼

あの流司くんがデレてる⁉

可愛すぎる‼

貴「で、でも私はただの一般人ですよ⁉私なんかが佐藤さんのことを下の名前で呼ぶなｎ佐藤「い
いから早く」……」

流司くんは有無を言わせないつもりだな…

貴「わ、わかりました……。じゃあ、流司くんって呼ばせてもらいますね‼」

あと、なんかその場の流れでおごたんも鳥くんも、普段私が呼ばせてもらってる名前で呼ぶことになった

それから小一時間程まったりおしゃべりをして解散になった

……それにしても本当にいいのだろうか

…私はただの一般人で、彼らは有名な人たち

私なんかが馴れ馴れしく話していい相手じゃないのに