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丸山side
あれから10分
今、あっちではどうなってんねやろ。
不安で仕方ない、すぐにでも見に行きたい
けど、今は「章ちゃんを守る」っていう任務を渋やんに任されてるから。
僕の膝の上で何も知らない純粋な顔で寝てる
…子供みたいやなぁ
ﾊﾞﾝｯ
急にドアが鈍い音たてて開いたと思ったら
そこには、まさかの裕ちんが立ってて
渋やんが後ろから引っ張ってた。
けど力が叶うはずもなくて、引きずられてる
渋『お願いや！なんでもするから
安には、安だけには、なんもせんといてくれ』
こんな必死な渋やん初めて見たかもしれへん
そんくらいに泣きそうな必死な顔やった。
横『残念。もう獲物は目の前やわ』
僕は章ちゃんを必死に抱きしめた
僕らの前から、連れ去らされる気がして
渋『もう、あんな事しんといてくれ…』
きっと渋やんは昔から一緒にいるから
何をするかとかが解ってるんやと思う。
残念ながら僕には何にも解らへん。
けど渋やんの必死さを見たら
これから、とんでもない事がおこるのが
予想できた。
横『無理。てかさ丸。
お前、裏切るき？
今、逃げようとしてますけど』
丸『僕は章ちゃんが好きやねん。
好きな子が傷つけられるとか見てられへんし
考えられへん』
横『安は、すばるが好きやねんで？
そんなんしても無駄やん』
渋『えっ』
しまった。渋やんにばれた。
渋『安が俺のこと好きなん？』
横『お前ら気づかへんとかあほすぎんねん』
やばい裕ちんが止まらへんくなってきてる
絶対バラしたらあかん事までバラしてる
丸『それでもいい！
僕は章ちゃんを守りたいから！』
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安田きゅうり - みぃさん» ありがとうございます。スランプ状態でして…少しずつ頑張って行きます！ (2015年7月21日 11時) (
レス) id: 1446644ddb (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - すごく面白いです！続きを楽しみにしています。更新して欲しいです！頑張ってください。 (2015年6月15日 3時) (レス) id: 39a71674bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安田きゅうり | 作成日時：2015年2月14日 22時
