続・ずるい共犯【赤青】１０ ページ38
「お客さーん、凝ってはりますー？」
右側に座る彼とーー…
「ちょっと、笑わせんといてよぉ」
左側に座る彼がーー…
震える私に意を介すことなく、ふざけ合いながら…
ぎゅうぎゅうのソファの上、彼らはそれぞれ半身をずらしてこちらに向かい座り
「まあ もうほんまは濡らさんでもええんやけどなあ…」
右耳、囁かれながら
「たまには恩返ししたらんと」
シャツのボタンを上から、一つずつ
「ふふ、感謝祭やね…」
左耳、舌先で舐められながら
「なんもせんでええから、手ぇ膝の上に置いとき？」
シャツのボタンを下から、一つずつ
ただでさえ一度イッて、全身が敏感になっている私は
「ーー…」
彼らの手がぶつかって、
きちんと閉まっていたシャツがはらりと開かれたころには
「はっ…、」
目をぎゅっと閉じ 期待なのか緊張なのか、
息はすっかり上がりきっていた…
「…渋やん、ブラずらす時 上げる派？ 下げる派？」
「んなもん 下げて乗っける派やろ」
「あ、やっぱ？」
左右の手が同時に、下着の真ん中から外側へ
そっと胸の下をなぞるように指をそわせて…
先端に触れないように慎重に、
下着を下へずらしていく…
「…ふふ、めっちゃ勃っとるね」
息がかかる距離で囁かれ
鳥肌が立つ感覚がする
そのまま、焦らすことを楽しむように彼らはまた共謀して
「ん…っ」
中心をはずしながら周囲をくるくると執拗になぞる、
皮膚を柔らかく撫でる
全身の神経が
じんじんと
その場所に集中していく…
私の視線の下 左側で観察していた彼が
濡れた舌先をちらつかせ 見せつけるように
空中で…
「…やっ…」
「…まだ舐めてへんのに、想像してもーた？」
ふ、と笑い
「…してほしい？」
煽るように見上げながら囁いて
また舌をちらちらと
それを見て震える、私を
右側で彼が見つめる気配がする…
「…がい」
「んー？」
「…お、ねがい…」
かすれながらなんとか発した声に
「あぁっ…、」
左胸の先端 湿った舌がぺろりと、一瞬触れたーー…
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まこ(プロフ) - お忙しい中、ありがとうございます。さすがやすばでした。飼い猫云々にときめきました。 (2018年6月25日 5時) (
レス) id: 665cb48fe5 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - ありがとうございます…やすば、好き… (2018年6月25日 0時) (レス) id: 12f3ff3be9 (このIDを非表示/違反報告)
たまご(プロフ) - あくあさん» あくあ様！ここのコメントお返ししてなかったー泣！今回青さんで申し訳ないですが、次はまたどこかで赤さん更新しますねー！ (2018年4月9日 0時) (レス) id: 42d81ca1be (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - とんでもないです！こちらこそ楽しませて頂いて感謝です！応援してます☆ (2018年3月28日 16時) (レス) id: 4e4eb3dcc1 (このIDを非表示/違反報告)
たまご(プロフ) - あくあさん» あくあ様、昔から追っていらっしゃる方からするときっとそうですよね…。でも先輩に読んでいただけていると思うと単純にうれしいです！今後もよろしくお願いします！！ (2018年3月28日 11時) (レス) id: 30c6e5130b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご
| 作成日時：2018年1月19日 1時
