目の前の向こうへ。 ページ39
「「『かんぱーいっ！！』」」
横「いやー、お疲れ様ーっ！」
大「マスター、おかわりーっ」
錦「えっ、ペースめっちゃ早くない？」
村「たつにとっちゃビールはジュースや。笑」
す「ポニョ倉になんでぇ？」
大「ちょおやめてー」
創立パーティーも無事に終了し、接待も終了。
章大さん達7人と、私と高島さんの2人も混ざって、本当に内輪だけの打ち上げ。
『ここ、すごいね？バーとライヴハウスが一緒になってるのっ？』
「そっ、ここ"ホーリィ"は、俺らが学生バンドやっとった時、いつも練習しとった溜まり場。」
「あの結婚式のビデオもここやで？」
『あっ、確かに！』
村「俺らの原点、喜多川大学がここ、大阪やからなぁ。色んなとこに散らばった今も、何か集まるっちゃあここが一番やで。なぁ？マスター。」
マスター「そうやねぇ。皆立派になっちゃってねぇ。とうとう東京進出しよるなんて、おっちゃん、鼻高いわー」
マ「あおいちゃんとヨコも長いよなぁ？これを期に結婚しないん？」
高「ふふっ、先日、いただきましたー♪」
そう、マスターに向けて弾けんばかりの笑顔で左手を差し出した高島さん。
お店の照明に照らされて、ダイヤモンドがキラキラと輝いていた。
「「「「フゥ〜〜〜〜っ♪♪」」」」
横「……///」
マ「ほーかほーかっ、そりゃよかった！！おめでとうなぁーっ！！！幸せになるんよぉーっ！」
高「ありがとーっ！！」
マスターとハグをする高島さん。
皆にヒューヒュー言われて顔を真っ赤にする横山先生。
良かった。本当に良かった。
隣に座る渋谷先生をそっと見ると、口角を上げた穏やかな表情でグラスを眺めて、くいっとそれを煽っていた。
空になったグラスと共に戻ってきた目線。
パチッと合った。
ふんって口角を上げて、私にそっと寄りかかって、耳元で一言。
渋「なんや？慰めてくれんのんか？」
色気駄々漏れの囁き声に真っ赤になった私。
また、ふんって笑って。
渋「気ぃ抜いとると声だけで妊娠すんでー？」
そう、私の頭をくしゃっと撫でたその時。
「はい、そこまでー♪」
ｸﾞｲｯと私の身体を引き寄せた章大さん。
「いくら渋やんでもAはアカンよ？」
笑顔だけど、目が笑ってなかった。
そんな章大さんを見て、ニヤッと笑った渋谷先生。
渋「シャレの通じんやっちゃのぉ。笑。まぁええか、久しぶりにセッションしよか。」
ほれほれー、皆位置につけーぃってガタガタと動き出した。
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がくたん(プロフ) - あきさん» 初めまして！コメントありがとうございます！上田さんのナースとしての姿勢、そんな風に言っていただけて嬉しいです。介護士さんの仕事も尊い素敵なお仕事ですよね。頑張ってくださいね！まだ続編で続いておりますので、よかったらそっちも読んでってくださいねー！ (2017年11月20日 6時) (
レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - はじめまして！今日この作品に巡り会って読ませていただきました。素敵なお話で夢中に読みました。介護士をしているのですが、上田さんのプロフェッショナルぶりに脱帽です。家族の思い、そこに向き合う姿が素敵で涙がでました。ステキなお話をありがとうございました。 (2017年11月19日 17時) (レス) id: c25913c797 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - NobuYouさん» そうそう、村上先生ね(笑)。私もつい忘れてまいそうになったので、すばるくんにあの一言を言わせましたとさ。まんま、私の心の声。笑。 (2017年10月3日 6時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - NobuYouさん» うわー、読破！こちらこそありがとうございました！こんな職場いいなってお声を結構いただけて。最終的には７人プラス上田しゃんのの関係性の良さが表現できたのかな？って嬉しくなりました！何しろ無事に書き終えられて良かったと安堵安堵の思い出でした(笑) (2017年10月3日 6時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
NobuYou(プロフ) - 色々なことが一気に動き出しましたね。それに負けじと一気に読ませてもらいました。ありがとう！楽しかったぁ。仕事も認めあっててOFFはいつまでもバカ騒ぎができて。ホントにいいチームワーク。こういう職場で働きたいな。村上先生が医師だって、一瞬忘れてました笑。 (2017年10月2日 23時) (レス) id: beff6a0c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がくたん
| 作成日時：2017年4月8日 7時
