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矢「…と、言うわけで特に症状も訴えもありませんので様子を見ています。」
看「でも、痛みを訴える時もありますけど、、」
矢「それが訴えに一貫性がないんでよくわかんないんですよねー。」
『…、』
『…でも症状に日内変動があるのは当たり前ですよね？』
矢「まぁそうですけど…、、」
『……、』
「……。」
担当看護師の意見に即座に反論する矢島先生。
たまらず助け船を出すように言葉を発した私にも反応した。
その表情はマスクで隠れていたけれど、明らかに眉間に皺を寄せていた。
それまで黙っていた章大さんが、腕を組んだまま矢島先生を一瞥し、
「…いずれにしても、原因は必ずどこかにあるはずだから。それを突き止めないと。」
と、言った。
矢島先生もさすがにその言葉には反論しなかった。
『先生、とりあえず今の状況はどうします？』
「そうですね、生物以外は持ち込み食可にしましょう。少しでも食べられるものを食べてもらった方がいい。」
『そうですね。』
「じゃ 以上でええ？」
『はいっ。じゃあカンファレンス終わりますっ。』
「「ありがとうございましたー」」ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ
「お疲れ様です。」ｶﾞﾀﾝ
矢「あっ、安田先生どちらにっ、」
「吉田さんの処置。」
矢「私も行きますっ、」
「いや、先にやることやって。江田さんのところに行って持ち込み食可の話して。」
「看護師さん、介助頼んでもいいですか？」
看「あっ、はいっ。」ｶﾞﾀｯ ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ…
矢「……。」
矢「…ふーーっ、、」ｷｲｯ
ｶﾀｶﾀｶﾀ…
『…すぐ行かないんかい…。』
矢島先生の態度よりも私が気になったのは、章大さんの違和感だった。
栄養科「夕食お持ちしましたー」ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
『ありがとうございますっ』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
北川「上田さんいいですよっ。もう夜勤の時間ですから私がっ、」
『んー、ちょっと、江田さんだけ配膳してこようかなって思って。ごめんね、横取りしてっ。』
北「そーいえば、申し送りで言ってましたね、、」
『そう。ちょっと気になってさ。何かあれば伝えるから、』
北「そーゆー事ならお願いしちゃいますっ。助かります♪」
『お預かりしまーす♪』
江田さんの食事を持って部屋に向かうと、
『…、、』
腕を組んで壁に凭れている章大さんがいた。
中を伺うような、聞き耳を立てているような様子で、じっと江田さんの病室の入り口に立っていた。
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琴子(プロフ) - がくたんさん» いえいえ^^お忙しいのにレスありがとうございます！今年もよろしくお願いします！そして、今年も作品楽しみにしてます！！もちろんお時間ある時にで^^色々考えさせらながら読んでます^^また(^-^)/ (2019年1月14日 9時) (
レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - 琴子さん» レス遅れてすみません！明けましておめでとうございます！今年も宜しくお願いします！ (2019年1月13日 22時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - ゆるさん» またまた鈍レスすみません！いつも読んでくださってるなんて嬉しいです！今後とも宜しくお願いします！ (2019年1月13日 22時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします！また(^-^)/ (2019年1月3日 13時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - ありがとうございます (;;)(;;)いつもがくたんさんのお話読ませてもらっていますがくたんさんが書く安田さん好きです(^^) (2018年12月26日 12時) (レス) id: 48d31a04f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がくたん
| 作成日時：2018年3月21日 21時
