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「これで、指輪作ろ？」
「Aのサイズの、指輪…。」
そして、ブルーの指輪を私の薬指に巻いて、リボン結びをした。
「やから、今日はコレで…。笑」
『章大くん…』
耳元でふはって笑った声が聞こえた後、また私をぎゅっと包み込んで。
ブルーのリボンのついた私の左手をそっと撫でながら、
「おれと、一緒に生きていってください。」
「よろしくお願いします。」
次に私の耳に入ってきたその言葉とその声で。
熱いものが全身を駆け巡って、心が震えた。
そうだね、章大くん。
幸せって、あったかい。
そっと振り向くと、章大くんの綺麗な目。
「返事、くれる？」
オデコをコツンとして。
その目がくりっと上目遣いに変わった。
『よろしく、お願いします…。』
そう答えると、その目が弧を描いた。
「そういや、クリスマスやったぁ。」
「メリークリスマス。」
目尻にくしゃっと皺がよって、
私の鼻にチュッと唇が触れた。
「ほんでもって…、」ｸｲｯ
『…っ、』
「メリー、ミー。」
「愛してるで。」
遠くに、汽笛が聴こえた。
・
・
・
ｶﾞﾗｯ
横「ほなまず挨拶ー！お世話んなりまーす！」
「「「お世話んなりまーす！」」」
「はいさーい♪まほろばへ…、」
「…の、前に。招待券を拝見しましょか。」ｴﾍﾝ
ｺﾞｿｺﾞｿ… ｽｯ
「…はいっ♪まほろばへようこそーっ♪♪」
「「「お邪魔しまーっす！」」」
ｶﾞﾀｶﾞﾀ
「どーぞー♪」
横「ありがとうな、ヤス。」
「いいえー、約束ですから♪」
小泉「ほんとスミマセンっ！貸し切りなんて大丈夫？」
「平日やからへーき♪夏休みってええねー、皆羨まし♪♪」
横「ヤスも毎日ホリベエやん？」
「失礼やし！侍やし！笑」
横「///」
小「…苦笑」
「「「部屋見に行こー！」」」
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…
小「こらっ、走らなーいっ！」
「元気でええよ♪どこでも使ってー♪」
「横ちょ達も泊まったらー？お二人で同じ部屋♪」
横「ちょぉっ///」
小「……//」
「ぶはっ！赤くなりすぎやてーっ！」
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…
子供「うわ何やー！隠し部屋ーっ！？」
子供「ホンマやー！兄ちゃーん、ここもええのー？」
横「あっ、そこはアカン！そこはなっ、」
「へ？ええよー？」
「もうそこ、ただの部屋やもーんっ。」
ｶﾞﾗｯ
『あっ、いらっしゃーいっ！』
「なぁ？ Aっ♪」
〜"まほろば " ALL end〜
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がくたん(プロフ) - ふちさん» ありがとうございます♪現実世界の男前さん達の硬い絆が、見ている私達を幸せな気持ちにしてくれて。そんな幸せを貰っている私から西崎の男前達が産まれて。それを読んで下さる方々がほっこりして下さって…って、ホンマに嬉しい∞サイクルです♪エイト、最高ですね♪ (2018年3月4日 17時) (
レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
ふち(プロフ) - それぞれの想いが優しく組み込まれていて嬉しいような羨ましいような気持ちになりながら読ませていただきました。私も西崎に行ってまほろばに泊まりに行きたいです。 (2018年3月3日 0時) (レス) id: 2aa06fc984 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - ちょびさん» ありがとうございました！まほろばの空気感は人の暖かさがあってこそ！ですからね♪この作品、エイトさん以外にぴったりくるグループはいないなぁと本当に思います。この仲間、最高ですね！また落ち着いたら戻ってきます！宜しくお願いします♪ (2018年2月21日 6時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - てんてんさん» んふふー、てんてんさんの名言に私の作品必須だなんて光栄です(笑)また楽しみにしてますねー！ (2018年2月21日 6時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
ちょび(プロフ) - 素敵なエンディングですね。すばるさんの言葉がジーンときました。みんながそれぞれに違う場所で生まれ育ち出会い、お互いや周りの人との気持ちが通じ合う時に次のステップに行けるんですね。オジイオバアの温かさもいいし、仲間っていいな〜って。次また会えるまで！ (2018年2月20日 20時) (レス) id: 73b5440736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がくたん
| 作成日時：2018年1月8日 8時
