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朱「やっさーん、この子あんま食べへーん。」
安「あー、さっきあげてもうたからなぁ？」
朱「えーっ！！」
安「ごめんやでー、来ると思わんかってん。笑。」
ｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟ… ｺﾄﾘ
安「で、なんでそんなに浮かない顔してるんー？」
『、ありがと。そんな顔してる？』
安「してるしてるっ。全力で浮かんでへんわ。笑」
『だって…、最近週の半分近く実家に泊まってるような気がするし、』
安「近くなんやからええやん♪何も県外に行ってる訳やないし。渋やんが行け、言うんやろ？」
『……でも、』
ｶﾞﾗｯ
大「ヤスー、おるー？」ﾄﾞｶﾄﾞｶﾄﾞｶ
朱「あっ、たっちょんがきたー♪」ﾃﾃﾃｯ
大「おおー、朱音がおったー♪Aさんも、こんにちはぁー。」ﾋｮｲ
『こんにちはっ』
大「なんやの？密会？流行りの不倫？」
安「子連れで密会するかいっ！笑」
大「いやわからへんよー、Aさんっ。ヤス、こないしてても突然すばるくん以上にオスの部分出すから気ぃつけてなー。」
安「出すかっ！笑」
大「でもすばるくんの嫁やから毎日大変やろー？笑」
朱「オスー？やっさん、動物なん？パパもオスー？なんで大変なんー？」
大「やっばっ！笑。朱音ー、耳塞いでー？笑」ｸﾙｸﾙｯ
朱「きゃははっ、落ちるうー！！笑」ｶﾞｼｯ
大「こらっ！髪掴むなっ！抜けるわっ！笑」ｸﾞﾗｸﾞﾗ
安「ちょっ、朱音怪我させたら渋やん飛んでくるで？気ぃつけやっ、なぁ？Aさんっ」
『……。』
ヤスくんと大倉くんの会話を聞きながら、
自分の中に燻る思いに気がついた。
幸せにどっぷりつかって、すっかり"パパとママ"になってしまっていたこと。
二人の時間を過ごす事なく、"家族"になったこと。
いつも、朱音と三人でいて。
こっちに引っ越してきてからは、父のところで過ごす事も増えて。
それに対してすばるくんは本当のところ、どう思っているのか、って。
すばるくんは、あまり子供が得意だったイメージもないし。
やっぱり朱音との生活も疲れるんだろうか。
だから、実家にいる方が休まるのかも、って。
私達のいない時、いつもマルくんの所に行くって言ってたけど、どんな風に過ごしてるんだろ、って。
もしかして…？
朱「ママ、どうしたーん？」
『、ん？何でもないっ。そろそろ帰ろうか？』
安「Aさんっ、」
『？』
安「素直に幸せ満喫して♪」
『…、ありがと。』
でもヤスくん、それでいいのかな…。
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がくたん(プロフ) - ふちさん» ありがとうございます♪現実世界の男前さん達の硬い絆が、見ている私達を幸せな気持ちにしてくれて。そんな幸せを貰っている私から西崎の男前達が産まれて。それを読んで下さる方々がほっこりして下さって…って、ホンマに嬉しい∞サイクルです♪エイト、最高ですね♪ (2018年3月4日 17時) (
レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
ふち(プロフ) - それぞれの想いが優しく組み込まれていて嬉しいような羨ましいような気持ちになりながら読ませていただきました。私も西崎に行ってまほろばに泊まりに行きたいです。 (2018年3月3日 0時) (レス) id: 2aa06fc984 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - ちょびさん» ありがとうございました！まほろばの空気感は人の暖かさがあってこそ！ですからね♪この作品、エイトさん以外にぴったりくるグループはいないなぁと本当に思います。この仲間、最高ですね！また落ち着いたら戻ってきます！宜しくお願いします♪ (2018年2月21日 6時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - てんてんさん» んふふー、てんてんさんの名言に私の作品必須だなんて光栄です(笑)また楽しみにしてますねー！ (2018年2月21日 6時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
ちょび(プロフ) - 素敵なエンディングですね。すばるさんの言葉がジーンときました。みんながそれぞれに違う場所で生まれ育ち出会い、お互いや周りの人との気持ちが通じ合う時に次のステップに行けるんですね。オジイオバアの温かさもいいし、仲間っていいな〜って。次また会えるまで！ (2018年2月20日 20時) (レス) id: 73b5440736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がくたん
| 作成日時：2018年1月8日 8時
