きょもほくストーリー (ページ49)

今日:7 hit、昨日:19 hit、合計:136,796 hit

49 ページ49

「ほーくーとー…………ねぇー聞いてるー?ねーってばー」

「おいおい、いつも思ってたけど俺ら全然ついてけないんだけど……お前ら急に仲良くなってんし」

「えーいいじゃーん」

「たいが、その平仮名喋りやめないか」

「やだ」

「うわ、即答ww」

「だからそれが俺らはついてけないんだってば！いきなりバカレア時代になってるしさあ」

「んー大我のあの事件からかな……俺が守らなきゃって思ってからはずっとこんな調子」

「あー、ストーカーの?」

「バカ、それ言うなって」

「え、」

「大我、その話するとフラッシュバック起きるんだよ…」

「そうなの?ごめん」

すると今まで甘えてた大我がいきなり黙った。

「やば、たいがー」

北斗は、大我をバックハグした。

「「きょもほく」」

「え、ほくと」

「たいが、大丈夫だからな、もう捕まったから、俺はここにいるよ？」

「うん」

「もー、また泣いてる〜」

「え、そんなにヤバかったの?マジでごめん」

「いいっていいって〜俺が弱いだけだから……あはは」

「こらー、大我それは言わない約束でしょ？」

「ほくと」

「俺が守るいってんだから何も考えるな」

「ん、ｸﾞｼﾞｭ」

「さ、もう泣かないの」

「ありがとう」

大我は、急に泣き出す。

あの事件がフラッシュバックされて……

俺が少しずつ癒していかないとな。