きょもほくストーリー (ページ44)

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※大我危ない！ページ44

ある休日。
俺は公園を散歩してた。

すると大我が木の下で寝てるのを発見した。
キレイだった。

しかし、そう思ったのもつかの間大我が目を覚ましちゃった笑

大我の近くには今にも崩れそうな瓦礫の山。
寝起きだったのかヨロっとしてぶつかってしまった。

すると、瓦礫の山が崩れだした。

「あぶない!!!」

俺は走り出した。
大我は怖くて目を瞑った。

何も落ちてこないもんだからゆっくりと目を開ける大我。
その前には瓦礫を手でくい止めている俺がいた。
そう、バカレアのあのシーンのように。

「ほく、と?」
「大丈夫か?」
「ん、大丈夫……え、なんで」
「いいからとりあえずどけって！」

あ、ごめんと言いどいた大我。
俺は手を離し後ろに飛んだ。

「やっぱ飛躍力すげぇな」
「うっせ」
「たっく、気をつけろよな？」
「ごめん、あとありがとう」

俺は照れながらおぅと小さい声で返事をした。
何も無くてよかったわ。

気づいたら大我を抱きしめていた。

「ちょ、北斗?」
「お前が何も無くてよかったわ」
「心配してくれたんだ……ありがとう」
「ほんとだよー血の気引いたからな。だから今度なにか奢れ！」
「そう来たかー笑わかったよ」

数日後俺は服を買ってもらっちゃった。
ぜんぜんコーヒーとかでもよかったのにな…
でも、嬉しいからこれ大切にするね。

ありがとう