次もあるよ ページ7
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佐藤「せんぱ〜いこれ食べた〜いです〜」ウフフ
2人で席に戻れば、完全に酔いが回ってしまってる佐藤くんがいた。
『今日はもう帰ろ?』
佐藤「えぇ〜?まだまだ飲み足りないっすよ〜」
『また次来た時ね?』
明日は土曜日で休みだけど、もういい時間だし帰ることにした。
佐藤くんは完全に1人で帰れなそうだし、ローレンも本人は酔ってない。って言うけど、酔ってる人って大体酔ってないって言うもんね。
会計はローレンが支払ってくれた。
私が払うって言ってたのに、着いてきたからって聞かない。
今度は私が払うからね!と言えば、
次もあるんだ。とローレンが呟いた。
呼んでおいた2台のタクシー。
私とローレンは家の方向が一緒で、佐藤くんは反対。
タクシーに佐藤くんを乗せて、タクシーの運転手にお願いしますとお辞儀した。佐藤くんはニコニコと よろすくおねがいすます!と言ってた。アー○ャかな?
佐藤くんを乗せたタクシーが発車した。
『大丈夫かな…』
2台目のタクシーに、私の家が先に着くから、ローレンを奥に座らせてその次に私が乗った。
小さめのボリュームで流れる音楽、車の振動と相まって私の意識は徐々に飛んで行った。
肩を揺すぶられて意識が覚める。
ローレン「家着いたよ」
『ぅん…』
ローレン「忘れもんない?」
『…ん?んぅ…だいじょうぶ』
ローレン「いや怖いな 笑 ちょっとコイツ部屋まで連れてくんで待っててもらっていいですか?」
運転手「はい。どうぞ」ニコ
ローレン「ほら。俺に掴まって」
『 ん 』
タクシーを出ると、夜の風が火照った体に当たって気持ちがいい。
ローレンが体を支えてくれて、エントランスに入る。
ローレン「何階?」
『ごかい』
ローレン「おっけ」
チン♪と5階に着いて、自分の部屋の前に行く。
『少し寄ってく?』
ローレン「男を簡単に入れんなよ 苦笑」
『はいは〜い』ンフフ
ローレン「じゃ、月曜日な。おやすみ」ポン
私と目線を合わせ、頭に手を置いたローレン。
『あ、おやすみ…』
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れこ(プロフ) - あまつかあくまさんの作る文章が大好きです…!最新話もめちゃくちゃ良くて…🤦♀️これからも更新頑張って下さい! (5月3日 16時) (レス) id: fc4b70d152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまつかあくま | 作成日時:2024年3月3日 13時