隣の席の同期が騒がせてる件について。(lrn) (ページ16)

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ごめんてページ16

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今日は華の金曜日
もう少しで勤務時間が終わる。

あれきりローレンとは会話してない。
いや、向こうは会話したがってるみたいだけど、私が無視してる。

ローレン「なぁ」

『あー、疲れた。お菓子取りに行こーっと』

ローレン「ねぇ」

『なんかお腹痛くなってきたかも。トイレ行こ』

ローレン「A…」

「っ、あ、部長〜。コレなんですけど…」

部長「はぁ…。Aちょっと着いてこい」

葛葉部長に着いて行き、ウチの部署の給湯室に入る。

私何かしちゃったのかな…

『な、なんでしょうか』

部長「あのなぁ、喧嘩するのは別に構わないが、お前らはもう大人なんだ。子供じゃないんだから無視はやめてあげろよ」

なんだ、ローレンとのことか、、

『でも…』

部長「ローレンが悪いのは分かる。でももう許してやってくれないか？あんなに落ち込んでられちゃ俺も怒るに怒れねぇのよ」

『そんなに落ち込んでますかね…ローレン』

部長「この俺がこうやって動くくらい落ち込んでる」

『ふふっ、それは大変ですね笑』

部長「ちなみに聞いていいか？」

『はい？なんでしょう』

部長「なんでローレンとデート行くの渋った？」

『え、そんな事まで知ってるんですか？』

部長「俺はオマエらの上司だぞ？で、なんでだ？」

『なんでって…そうですね…ローレンとだと言い合いしちゃうし、ローレンといる時の私は可愛くないって言うかなんて言うか…』

部長「…つまり、ローレンとだと意識しちゃっていつもの自分でいられないから。ってことか？」

『意識…意識してたのかな…分かんないです。でも、デートを軽く見てたのがムカつきました。』

部長「ローレンはそんなつもりで言った訳じゃないと思うけどな。ま、佐藤とデートした後にローレンともデートすりゃ分かんじゃね？」

お前の言う可愛くない。ってのは俺には分からんが。と部長が言った。

もう話は終わったのか、部長が、
「とりあえずまずは仲直りだな」

と言いながら給湯室の扉を開ければ、

ローレン「あっ…」

ローレンが扉の前で立っていた。

部長「丁度いい。ローレン。Aとココの掃除を頼む」

ローレンは、私と一緒にやるのが気まづいのか、私をチラチラと見てる。

ローレン「…はぃ ..」
『…分かりました』

部長はそう言って出て行ってしまった。

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