実体のある御神体ってこと？ (fsm) (ページ38)

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姉妹校歓迎会そのろくページ38

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男「随分と早かったね…それでもAちゃんからしたら遅いよねぇ？」ﾆｺ

ガク「殺してやる…殺してやるっ！！！」

男「俺は魔法使いなんだぜ？しかも特能ではTOPクラスのウデマエ…お前ごときに俺は殺せねぇよ笑」

ガク「はぁ、自分に自信があるのはいい事だが…上には上がいるんだよ笑」

男「俺よりもオマエの方が上だって言いたいのかよ笑」

ガク「遥かにね笑」

男「は？んなわけ笑」

ガク「てか目障りなんですけど、パチンっ」

ガっくんが指を鳴らした。

男「なにして、っ、！？」

余裕そうに笑っていた男に焦りが見えた。

あたしの上に馬乗りになっていた男が苦しそうにもがきだして、倒れるようにベッドから落ちた。

その隙にガっくんの元に走る。

『ガっ、ガっくん！！！』

ガク「Aっ！！」

ガっくんの胸元に縋り付くと、大きな腕をあたしの背中に回して隙間なく抱きしめてくれた。

男は、口から白い泡を噴いている。
顔や喉は真っ赤になり、目も充血して___

不意に視界が真っ暗になった。

ガク「こんな奴見なくていいよ」

ガっくんの手があたしの両眼を塞いでいた。

ガク「今すぐにでも息の根を止めてあげた方がらくにしてあげられるけどぉ…」

男「ん゛ーー！っ、んんん゛っーーー！」

未だに視界が遮られて状況が分からないけど、苦しそうに叫び出す男の声が聞こえた。

『ガっくん、何してるの？』

ガク「んー？オレのAを傷付けたんだ…今薬を盛ってんの笑大分効いてきた頃に向こうの学園長に引き渡す」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

先生「伏見さんっ！大丈夫だった？」

ガク「コイツAを襲おうとしたんで、捕まえておきました。悪いんですけど先生ぇ、コイツを特能の学園長のところに送って貰っても良いっすか？」

先生「伏見さんごめんなさい！先生が離れたから…」

『あ、いぇ…』

先生は、あたしたちに申し訳なさそうな笑みを浮かべ、人差し指を口元に持っていき、気を失っている男の頬をビンタした。

そのまま男を担いで保健室を出て行った。

ガっくんが保健室の鍵を閉めた。

さっきの男と同じ行動に、ちょっとフラッシュバックを起こした。

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次回注意。

ちょっとオトナなやつなんで、⑱見たくないよー！って方は自衛お願いします。