実体のある御神体ってこと？ (fsm)

校外学習 その頃… ページ21

.


晴「そんなに落ち込むなら一緒に買い物ついて行けばよかったのに 笑」


景「ｱﾊﾊﾊﾊ!!」


叶・葛葉「ｽﾞｰｰｰｰﾝ…」


晴「いやぁ、空気悪いわぁ (苦笑)」


景「これ乗ったら全力でAに謝りゃいいんすよ〜 笑」


叶「Aちゃん許してくれるかなぁ？」


葛葉「また無視されたら俺もぅ…」


晴「ほらもう来ますよ！」


叶・葛葉「うわぁぁああぁっ！」


景「いやぁ〜、楽しかったなあ！」


晴「2人の顔やっば 笑」


葛葉「甲斐田てめぇ！…叶の顔やば 笑」


叶「いやいや、僕より葛葉の方が…笑」


景「さ、Aのとこ行こ」


叶「今パレード中か」


葛葉「パレード行く先A達がいる方か」


晴「あれ、Aちゃん？」


叶「え？」


声がした方に顔を向けるとAが数人の男に絡まれていた。


「顔が良いからって調子乗ってんじゃねぇよ！」


晴と景がAのもとに走り出した。


晴「すいません、僕たちの連れなんですけどー…」


景「お兄さん達こんな所で痛い目見たくないでしょ？ 笑」


「誰だオマエら」


晴「行こ、Aちゃん」


「おい何してんだてめぇ！」




叶「葛葉、やっていいよ」


葛葉「ラグーザの名のもとに…閻魔に命ずる。……堕とせ」


景「あーぁ、せっかくチャンスあげたのにぃ 笑」


晴「僕はしーらないっ (汗)」


他の人間には見えないが、
景、晴、叶、葛葉、Aにははっきりと見えている


Aに絡んだ男たちの喉元が誰かに押されたように赤黒く変色している。


この場ではトドメは刺さず、人里離れた場所でひっそりと首を絞められ窒息死に至る…


葛葉による死の呪い。


晴「A大丈夫だった？なんで1人なの？がっくんはどこ？他の人は？」


景「はーるぅ、質問しすぎ 笑 A大丈夫だった？」


叶「Aちゃん…」


『こわかったぁっ、、みんなぁっ！』ｸﾞｽｯ


Aが両手を広げると、景と晴がAに飛び込む。


3人による熱い抱擁が行われ、気が済んだ2人はAから離れる。


Aは両手をまた広げ、叶と葛葉を見て来ないの？というという顔をしていた。


叶と葛葉が控えめにAのもとに行けば、Aが2人の腕を引っ張って抱き寄せた。


叶「え？」


葛葉「触れる？」


遠慮ぎみにAの背中に回っていた2人の腕がしっかりと力強いものに変わった。










藤「良いんですか？触らせても」


ガク「まぁね 」ﾌｯ


刀也「……」


.

期末試験 そのいち→←校外学習 そのろく

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す