第2話 握手会~新幹線~ ページ3
貴方side
今は新幹線の中で出発を待っている。
そして私は3人席の真ん中。
左にあっちゃん。右にみなみ。前の列には左からみぃちゃん、陽菜、優子の順に。後ろの席には左からはーちゃん、ゆきりん、まゆゆの順に座っている。
まゆゆにいたってはもう寝てる。
…前の席がうるさい。
おかげで眠いのに寝れないあっちゃんは不機嫌。
A「あっちゃん、今日の握手会って大阪じゃん?」
あっちゃん「そーだね。」
A「てことは、美味しいものいっぱいあるね!」
あっちゃん「うん。」
ダメかぁ…。
しゃーない。
A「優子、うるさい。少しトーン落として。」
優子「えーっ。」
A「優子。」
優子「しゃーないか、まゆゆも寝てるし。」
これでOKかな?
あっちゃん「A、ありがと^^」
A「ううん。眠いんでしょ?おやすみ。」
あっちゃん「うん。おやすみ^^」
そのまま、あっちゃんは私に抱きついて寝てしまった。
みなみside
みなみ「狡い。(小声)」
A「何か言った?」
みなみ「なんでもない。」
A「そっ。」
素っ気ない返事をするとAは敦子の頭をそっと撫でている。
……狡いし。 敦子ばっかり。
ふてくされてやる!
アナウンス「今日も新幹線をご利用くださいまして有り難うございます。
この電車は東海道新幹線、新大行きです。
終点、新大阪までの各駅に止まります。
携帯電話はマナーモードにするなどお客様の迷惑とならないよう、お願いいたします。」
出発かぁ。
A「みなみ、何ふてくされてるの?」
みなみ「別に。」
A「何なのさ。みなみらしくない。」
みなみ「え?」
A「みなみ、ふてくされることなんて無いのに。 もしかして、あっちゃんに嫉妬してるの?」
みなみ「うっさい//」
A「図星だ!」
みなみ「だーまーれー!」
A「アハハハ(笑)」
みなみ「笑うな!」
A「フフフ みなみ、おいで! ね?」
みなみ「ぅん…」
Aにギューって抱きしめてもらってご満悦。
そしてそのまま、私は眠りについた。
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作者名:みみな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jye2/
作成日時:2014年2月1日 13時