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何だかんだで丸め込まれて、松本さんは家に戻って来ることになった。
私は嬉しいけどいいんだろうか、本当に。
「よし、じゃあ行くぞ」
立ち上がる松本さんが私を見下ろす。
「えっ、私も？」
「当然だろ、お前の用事なんだから」
「私の用事？なんで？」
「いいから来い」
引き摺られるように連れ出される。
松子さんは「いってらっしゃーい」って楽しそうに手を振った。
拉致。何故。
「あいつとちゃんと別れて来い」
車にエンジンをかけた松本さんが、前を向いたままそう言った。
カズくんと……？
「あのままじゃお互いに気持ち悪いだろ」
松本さんはわざわざ、私とカズくんが話す機会を作ってくれたの？
いつの間に。
「駅前のスタバに呼び出した。
10分だけ時間をやる。
その間に片を付けて来い」
「……わかった」
びっくりしたけど嬉しかった。
昨日は言い争ったまま終わっていたから。
途中から記憶も曖昧だし。
車はすぐに駅前に着く。
「A」
松本さんが私を呼び止める。
「頑張れ」
気合いを入れるように、ほっぺをペシペシと軽く叩かれて。
励ますように松本さんが笑う。
「うん……行ってきます」
車を降りる。
スタバはすぐそこ。
ウィンドウを見ると、目の前のコーヒーを見詰めながら座っているカズくんの姿が見えた。
ゆっくりとお店に入る。
カズくんが私に気付いて、小さく手を上げた。
私が彼の向かいの席に座るなり、カズくんは勢いよく頭を下げた。
「ごめん！」
「え？」
「あんなことするつもりじゃなかったんだ。
つい苛々してAに当たるようなことして……
最低だ、本当にごめん」
「もういいよ、わざとじゃないのはわかってるし」
「わざとじゃなきゃいいってもんじゃないよ、Aに怪我させるなんて酷いこと……」
「私は大丈夫、もう平気だから」
「本当にごめん……」
「もういいから、顔を上げて、カズくん」
カズくんは項垂れたまま、頭を少しだけ上げた。
「本当に大丈夫？」
「うん、ちゃんと検査したし大丈夫」
「良かった……」
カズくんが脱力した。
「怖かった、今日来んの。
Aと離れなきゃなんないのもそうだし、あの人に殺されるんじゃないかってマジでビビってた」
「松本さんのこと？」
「うん。Aに何かあったらブッ殺すって真顔で言われて、本気で命の危険を感じた。
あの人、本当にAのことが好きなんだね」
え……？
何言ってんの！
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yuko(プロフ) - オム翔さん» オム翔ちゃん、感想ありがとう♪その映画見たことない〜！あれも先生が生徒にチューしてたよね？あんな可愛い生徒がいたらやってまう気持ちもわかるけど。←なぜ先生目線ｗ最後ハッピーエンドだった？櫻井先生帰らないでほしかったね(´；ω；`) (2018年10月5日 0時) (
レス) id: 002ad326f1 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - ゆりさん» ゆりちゃん、感想ありがとう♪先生も松本さんもかっこいいし素敵だし、どっちも好きだからどっちも選べないよね(笑)！贅沢な悩みだわ〜だから妄想ってやめられない(〃▽〃)生徒×教師も兄×妹も同じく禁断だしね。イケナイことばっかりでドキドキしちゃうねｗ (2018年10月5日 0時) (レス) id: 002ad326f1 (このIDを非表示/違反報告)
オム翔 - 今更ながら生田斗真君の先生！好きになっても〜を見ててなんかいろいろ重ねて読んでたらキュンキュンが増しました笑笑心配してきてくれる先生はやっぱり優しいです！でも、待っててって言ったら待っててほしかったな〜プレゼントを渡す日が来るといいですね！ (2018年10月1日 0時) (レス) id: 1863dc6a09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - いやぁ〜イイ男二人に守られてて、そりゃどっちを選ぶか迷いますよね(笑)櫻井先生も本当に心配してくれてた！(人´▽`*)待っててって言ったのに、まさか松本さんが何か言った？！でも松本さんは松本さんで一番守ってくれるしなぁ〜(*ﾉд｀*)σどっちも選べないですよ〜 (2018年9月27日 23時) (レス) id: 7082127890 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - ゆきままさん» ゆきままちゃん、感想ありがとう♪なんで桃太郎だったんだろうな(笑)お母さんとの思い出の絵本が桃太郎だったりしてね。truth、もうTVでは見られないと思ってたから嬉しかったよー！ (2018年9月27日 0時) (レス) id: 002ad326f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuko
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yashikonbu
作成日時：2018年8月25日 1時
