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感心していたら、相葉さんは私をじいっと見てきた。
イケメンさんに見詰められてたじろぐ私。
「あの、何か……？」
「色白で丸い目、仕事には真面目だけど天然で涙もろい」
「へっ！？」
「じいちゃんからのメモです。
当たってる？よね？」
「そんなことまで……！？」
「喜多川は僕の祖父です。
店はお前に頼んだって急に言われちゃって」
「おじいさん……」
「学生の時にカフェ店員やってて良かった、経験が役に立った！」
アハッて明るく笑う彼。
ということは今は学生じゃないんだ？
そっか、フリーターで今はカフェ経営を突然任されちゃったってこと？
喜多川さんのお孫さんかあ。
そう言われれば何となく似てるかも。
「お待たせしました！」
出てきたカフェラテは喜多川さんが作ったものと同じ。
ハートのラテアートが施されている。
「忠実に再現できてるでしょ？」
「うん……同じだあ、すごい！」
またしても感心していると、相葉さんはエッヘンと胸を張る。
可愛い。
「コーヒーに関するウンチクはじいちゃんには負けるけど、これからもご贔屓にして下さいね」
「はい、是非。頂きます」
「どうぞ。ありがとうございました！」
お金を払って、窓際のテーブル席に座る。
そうかあ、喜多川さん辞めちゃったのか。
残念。
でも、あの男の子もかっこいいし感じもいい。
一口飲んでみたラテもなかなかおいしい。
外の景色を眺めていると、スマホが震える。
画面には彼氏である真之介からのメッセージが表示されていた。
真之介は会社の同期で、名古屋支店から本社に戻ってきた彼に押し切られる形で始まった私達。
彼は賑やかな人で、小さなことは笑って気にしないタイプ。
ネガティブな私には眩しい存在だけど、自分と全然違うタイプの人の方が合うのかもしれないと思ってＯＫした。
『今どこにいるの？』って、仕事中なのに。
そういう私も一休みしてるんだけど。
最上階のコーヒーショップの近くで休憩してるって返事をしたら、間もなく真之介がやって来た。
「お疲れー！席にいないから探したよー！」
ブンブン手を振りながら、大きな声で話す真之介。
周りの人が振り返る。
ちょっと恥ずかしいけど、これが彼のデフォルトなんだからしょうがない。
真之介は私の隣に座る。
「こんなとこにいたんだ？」
「うん、休憩。どうしたの？」
「Aの顔が見たくってさ」
付き合って２年にもなるのに、こういうことを平気で言う人。
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yuko(プロフ) - ﾅｵさん» ﾅｵちゃん、感想ありがとう♪同じく！葉担だけど二宮先生にそんなこと言われたらついて行っちゃうよね(*ﾟ∀ﾟ)=3私が書くお話の主人公は大抵隙だらけだね、うむ。隙がなかったら付け込めないじゃん！チューできないじゃん(笑) (2018年6月22日 23時) (
レス) id: c2650238d0 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - かんちゃんさん» かんちゃん、感想ありがとう♪何もかも二宮くんに奪われてしまえ〜！！(*'д`*) (2018年6月22日 23時) (レス) id: c2650238d0 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - にのみやりなさん» にのみやりなちゃん、感想ありがとう♪そうだよねっ、新垣さんなんかさっさと振っちゃえ〜！って思うよね（☆∀☆） (2018年6月22日 23時) (レス) id: c2650238d0 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - ゆりさん» ゆりちゃん、感想ありがとう♪奪ってやるだってよ！どうするよ！(*ﾉωﾉ)二宮くんったら可愛いお顔して言うことは男前(//Д//)我ながら読んでて照れるｗｗ私の拙い妄想で申し訳ないけど、ゆりちゃんも二宮くんに奪われちゃってね☆ (2018年6月22日 23時) (レス) id: c2650238d0 (このIDを非表示/違反報告)
ﾅｵ(プロフ) - 「奪ってやるよ」だって！！もう何年も前から心を奪われて５人の虜だよ♪私だったら、言われた時点ですぐに別れて、ニノのとこ行くね。お見舞いにも来ないような冷たい人は嫌だ。主人公は隙ないとか言ってるけど、ありまくりですよね？むしろ、隙しかなくないですか？ (2018年6月21日 17時) (レス) id: 6a84b334f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuko
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yashikonbu
作成日時：2018年3月15日 0時
