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結局、二宮くんの希望でハンバーグ屋さんへ行った。
人気のお店らしく、店の外にはサラリーマンやOLさんが列を成していた。
「うっわー。どうする？並ぶ？」
「昼休みが終わる前に帰って来れるかなあ」
二宮くんが店員さんに何やら話しに行った。
タタタって戻ってきて、「すぐ捌けるって」って嬉しそうに言う。
「じゃあ待ってよっか」
「うん」
最後尾に並んで、待つことにした。
今日は晴天、気温は真夏のように高い。
ジリジリする。
「あっちいなあ」
二宮くんのこめかみから、汗が流れる。
それだけなのに、ヒワイに見えてしまうのはナゼ。
きっと私が寝不足だからだ。
思考回路がおかしい。
店員さんが言ったとおり、少し並んだだけでお店にはすぐ入れた。
混んでいるから、どこぞのOLさんと相席。
二宮くんと肩を並べて座る。
向かいのOLさん二人は、二宮くんを見て明らかに浮き足立っている様子。
それから隣の私を見て、チッ！って舌打ちでも聴こえてきそうな顔をした。
くっそう。
オーダーしたら割とすぐにハンバーグが運ばれて来て、こりゃ早い訳だ、と思った。
鉄板の上でジュージューいってるハンバーグ。
見るからに熱そう。
二宮くんは慎重派だから、一口大に切り分けたハンバーグを何度もフーフーしてる。
それからパクリ。
「んまっ！」
目がぱあって開いて、片頬が膨らむ。
「この店、ずっと来たかったんだよね」
「そうなんだ？」
「Aと来れて良かった」
ンフフって笑って、また一口頬張る。
私も一口。
んー！
たしかに美味しい。
口の中が、肉汁の大洪水だ！
「うまっ！」
「だろー？」
「フフ、美味しゅうございます」
「きも！」
二宮くんの肩を叩くと、「いってー！骨折れた！」って大袈裟に痛がるフリ。
「ざまあみろ」とか言って、久し振りに二宮くんと友達みたく会話した。
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yuko(プロフ) - ひびきさん» ひびきちゃん、感想ありがとう♪なぬ！松本課長のスピンオフとな！考えてもみなかった！彼はねえ…ちょっとねえ、キャラが…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ (2016年7月15日 0時) (
レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - さーちゃんさん» さーちゃん、感想ありがとう♪あっちにも感想くれたんだね、ありがとう！相葉くんのお話は現在連載中ですよ。翔くんも出てくるけど。私のお話のあいばくんはいつも一般人だよーリアル設定はなぜかどうも書けない！ (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - 朔夜さん» 朔夜ちゃん、感想ありがとう♪幸せだよね(T_T)ずっとこの幸せが続けばいいのに〜！そうはいかないのがお話の世界なんだー_:('Θ' 」 ∠):_ (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - 杏さん» 杏ちゃん、感想ありがとう♪二人に試練、訪れます。過去最高の。そうしないと私が思い描くラストに辿り着けないから。ドＳかつドＭな作者でごめんなさいね(ﾉ≧∀≦) (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
ひびき(プロフ) - 潤くんのお誕生日、ここの潤くんのスピンオフとか読みたいなぁ…(笑)可愛くおねだりしてみようかな！？(笑) (2016年7月13日 23時) (レス) id: 621028193c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuko
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yashikonbu
作成日時：2016年6月10日 1時
