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「いったい…」
「あんなクソに絡まれてないで、ちゃんと働けや」
「すいません…」
すごすごと自分の席へ戻る。
二宮くんも隣の席に座って、「俺のあいほんが傷付いたら弁償してもらおうと思ってたけど無傷ー」って鼻歌のように言った。
はあー。
叩かれた場所をスリスリしていると、二宮くんが上目使いで睨んできた。
「なっ…何ですか…」
「昨日、あの後話した？」
こそっと耳打ちされる。
あの後…？
社長が営業のフロアに来た時のこと？
…
話してない。
あれから一言も。
私の送ったメッセージは、全て既読無視。
既読になってるだけいいかって思ってたけど。
返事を打てないほど、忙しいのかな。
何も言わない私に、はあー！って、二宮くんが大袈裟な溜め息をつく。
「せっかく俺が気ぃ利かせて先に帰ってやったのに、話してねえのかよ」
「…」
「何なのお前ら。やる気あんの？」
「社長は多分、今それどころじゃないの」
「はあ？それどころじゃない？」
二宮くんのこめかみの辺りに、怒りの十文字が見える。
怖い！
何でまた怒ってるの！
「ちょっと来い」
二宮くんは力任せに私の腕を引っ張りあげると、そのままズルズル引き摺るようにして歩いた。
「何…離してよ」
「…」
「ねえ、二宮くん」
「…」
「二宮くんってば！」
「黙れ」
…はあ？
何！？
助けてくれたと思ったら、今度は拉致！？
階段を昇らされて訳もわからないまま連れ込まれたのは、営業フロアのひとつ上の階にある会議室の中。
バン！って大きな音を立てて、二宮くんがドアを閉めた。
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yuko(プロフ) - ひびきさん» ひびきちゃん、感想ありがとう♪なぬ！松本課長のスピンオフとな！考えてもみなかった！彼はねえ…ちょっとねえ、キャラが…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ (2016年7月15日 0時) (
レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - さーちゃんさん» さーちゃん、感想ありがとう♪あっちにも感想くれたんだね、ありがとう！相葉くんのお話は現在連載中ですよ。翔くんも出てくるけど。私のお話のあいばくんはいつも一般人だよーリアル設定はなぜかどうも書けない！ (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - 朔夜さん» 朔夜ちゃん、感想ありがとう♪幸せだよね(T_T)ずっとこの幸せが続けばいいのに〜！そうはいかないのがお話の世界なんだー_:('Θ' 」 ∠):_ (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - 杏さん» 杏ちゃん、感想ありがとう♪二人に試練、訪れます。過去最高の。そうしないと私が思い描くラストに辿り着けないから。ドＳかつドＭな作者でごめんなさいね(ﾉ≧∀≦) (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
ひびき(プロフ) - 潤くんのお誕生日、ここの潤くんのスピンオフとか読みたいなぁ…(笑)可愛くおねだりしてみようかな！？(笑) (2016年7月13日 23時) (レス) id: 621028193c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuko
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yashikonbu
作成日時：2016年6月10日 1時
