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二宮くんは挑発的な顔をして言い放つ。
「こいつ、耳弱いですもんね」
はい…！？
何を言い出す！？
「ハッ。よく知ってんな」
社長も何を平然と！
信じらんない！
「俺とコイツの仲ですから」
「どういう仲だよ」
「かつて朝まで愛し合…」
「ふざけないでっ！」
二宮くんの脚を思いっきり蹴飛ばしたら、ウッて呻き声が聞こえた。
バカなの！？
何バカなことばっかり言ってんの！
社長も松本さんも！
よってたかって酷い！
でも今当たれるのは、二宮くんしかいない。
立場上。
「…いってー！何だよ、本当のことじゃん」
「うるっさーい！黙れ！」
「ひでえ！暴力だ！パワハラだ！」
「私はあんたの上司じゃない！」
「上司みたいなもんだろうが！未来の社長婦人の癖に！」
「なっ…」
思わず言葉に詰まってしまった私を、松本さんが声をたてて笑う。
「はー、ウケる！
ほんっと見てて飽きないよね、Aって」
ウケる？
ちょっとなにそれ！
バカにしてっ！
「この中で俺だけが除け者かあ、残念だなあ」
「はあ？何が…」
「Aとやったことないの俺だけじゃん」
は…？
信じらんない。
なにそれ。
何でこんなに辱しめを受けないといけないの。
酷い。
言われたい放題だ。
恥ずかしくて、悔しくて。
唇を噛み締めたその時。
「それ以上言ったら殺すぞ」
社長が、すごく凄みを効かせた声で言った。
なんなの、それ。
私を助けたつもり？
それとほぼ同時に、エレベーターの扉が開いて。
私は、逃げるようにそこから降りた。
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yuko(プロフ) - ひびきさん» ひびきちゃん、感想ありがとう♪なぬ！松本課長のスピンオフとな！考えてもみなかった！彼はねえ…ちょっとねえ、キャラが…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ (2016年7月15日 0時) (
レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - さーちゃんさん» さーちゃん、感想ありがとう♪あっちにも感想くれたんだね、ありがとう！相葉くんのお話は現在連載中ですよ。翔くんも出てくるけど。私のお話のあいばくんはいつも一般人だよーリアル設定はなぜかどうも書けない！ (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - 朔夜さん» 朔夜ちゃん、感想ありがとう♪幸せだよね(T_T)ずっとこの幸せが続けばいいのに〜！そうはいかないのがお話の世界なんだー_:('Θ' 」 ∠):_ (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - 杏さん» 杏ちゃん、感想ありがとう♪二人に試練、訪れます。過去最高の。そうしないと私が思い描くラストに辿り着けないから。ドＳかつドＭな作者でごめんなさいね(ﾉ≧∀≦) (2016年7月15日 0時) (レス) id: 7b49a3b518 (このIDを非表示/違反報告)
ひびき(プロフ) - 潤くんのお誕生日、ここの潤くんのスピンオフとか読みたいなぁ…(笑)可愛くおねだりしてみようかな！？(笑) (2016年7月13日 23時) (レス) id: 621028193c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuko
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yashikonbu
作成日時：2016年6月10日 1時
