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連れてこられたのは、会員制のバー。
落ち着いた雰囲気に豪華な調度品。
いかにもセレブしか来られないようなところ。
私なんて場違いすぎて、目が泳いでしまう。
ふかふかのソファー席に、社長が私を押し込める。
隣に社長、向かいには松本さんで、どこを向いていいのかわからない。
この二人が揃うとやっぱり半端ない。
神々しいほどのオーラが漂う。
何なんだ、この顔面偏差値の高さは！
すぐに物腰の柔らかい店員さんがやってきて、慣れた様子でオーダーする二人。
わけのわからないままそれを眺める私。
社長が鼻で笑う。
「お前、挙動不審だな」
「だって！こんなとこ初めてで…」
「貧乏人は来れないもんね、ここ」
まっ…松本さんっ！？
松本さんが笑顔で私を貧乏人扱いした！？
「び！貧乏じゃないです！普通の庶民です！」
「あーそっか、わりいわりい」
愉快そうに笑う、イケメン二人。
絶対悪いと思ってないし！
何なの、感じ悪っ！
「松本さんもセレブなんですか？」
「えー俺？藍原さんと同じ庶民だよ」
「嘘つけ！こいつんちも相当だぞ」
「じゃあどうして一般企業の秘書なんか…」
「うーん、修行ってやつ？本格的に親父の後を継ぐ前に色々経験しておけって言われて」
「へえ…」
知らなかった。
だけど、そう言われれば納得。
松本さんはスーツも持ち物もいつも高級ブランド品だし、立ち振舞いや所作に隠し切れないセレブ臭が漂う。
社長も相当だけど、いつも側に居るせいか感覚が麻痺してたのかも。
社長に似てるって時々感じていたのは、間違いじゃなかったんだ。
ボケッとしていたら、お料理とお酒が運ばれてきた。
どちらも色鮮やかで、すごくいい香り。
美味しそう。
「何に乾杯する？」
「藍原と初めて心を通わせた夜に」
「だーっ！？何ですかそれ！」
「アハハっ！いいねそれ！乾杯！」
強引にグラスを合わせてくる、イケメン二人。
私の意見は無視か。
一口飲んだカクテルは、キレイな上に飲みやすくて美味しい。
いつも行ってる居酒屋の酎ハイとはわけが違う。
さっすが！
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yuko(プロフ) - ayakoさん» ayakoさん、感想ありがとうございます♪嬉しいです！ベタな展開しか書けませんが楽しんで頂けてよかった(о´∀`о)翔さんのオラオラが書きたかったのです。ありがとう☆ (2016年2月9日 0時) (
レス) id: 8fa3a5d6f1 (このIDを非表示/違反報告)
ayako(プロフ) - はじめまして。俺様社長の翔さんにドギマギと主人公ちゃんとの掛け合いがおもしろくて一気に読ませていただきました。この先も気になる！！更新楽しみに待ってます！！ (2016年2月7日 19時) (レス) id: f5271a4f24 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - yukoさん» はい♪ (2016年2月3日 5時) (レス) id: 49adcb70ee (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - るなさん» るなさんへ♪ありがとう！楽しみにしててね(*^^*) (2016年2月2日 23時) (レス) id: 8fa3a5d6f1 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - yukoさん» おらおら翔くんいいですよね！続き楽しみです！ (2016年2月1日 6時) (レス) id: 49adcb70ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuko
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yashikonbu
作成日時：2016年1月25日 0時
