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「藍原さん。私にもお酌してくれないかな」
私をニヤニヤしながら見る狸親父。
もとい、紅林社長。
「はい、かしこまりました」
「ハハハ、どれ、こっちへ。新庄は櫻井社長にお酌して差し上げて」
秘書チェンジ。
紅林社長の秘書のセクシー・新庄さんが、私がいた櫻井社長の隣へ、私が狸親父・紅林社長の隣へ行く。
「どうぞ」
「うむ」
紅林社長のお猪口に熱燗を注ぐと、クイッと一気に飲み干してまた笑った。
「美味い！美人に注いでもらった酒は美味いねえー」
「お世辞でも有り難いお言葉。ありがとうございます」
「ワハハ！私はお世辞は言わんよ。
さ、君も飲んで」
すすめられるがままに、熱燗を頂く。
お酒に弱い私だけど、断っちゃいけない。
だってこれは、接待だから。
喉が熱い。
目が白黒する。
それでも頑張って飲み干すと、「さあさあ」って再び満たされるお猪口。
飲むのを躊躇っていると、紅林社長の眉がピクッと上がる。
ああ、どうしよう。
助けを求めようと向かいを見ると、櫻井社長は私のことなんて全く気にもせず、セクシー・新庄さんと楽しそうに飲んでる。
くっそ。
デレデレしやがって！
なんだかんだ言っても、社長は男。
セクシーダイナマイツには弱いんだな。
何だか悔しくて、私はまたクイッと飲み干した。
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yuko(プロフ) - ayakoさん» ayakoさん、感想ありがとうございます♪嬉しいです！ベタな展開しか書けませんが楽しんで頂けてよかった(о´∀`о)翔さんのオラオラが書きたかったのです。ありがとう☆ (2016年2月9日 0時) (
レス) id: 8fa3a5d6f1 (このIDを非表示/違反報告)
ayako(プロフ) - はじめまして。俺様社長の翔さんにドギマギと主人公ちゃんとの掛け合いがおもしろくて一気に読ませていただきました。この先も気になる！！更新楽しみに待ってます！！ (2016年2月7日 19時) (レス) id: f5271a4f24 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - yukoさん» はい♪ (2016年2月3日 5時) (レス) id: 49adcb70ee (このIDを非表示/違反報告)
yuko(プロフ) - るなさん» るなさんへ♪ありがとう！楽しみにしててね(*^^*) (2016年2月2日 23時) (レス) id: 8fa3a5d6f1 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - yukoさん» おらおら翔くんいいですよね！続き楽しみです！ (2016年2月1日 6時) (レス) id: 49adcb70ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuko
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=yashikonbu
作成日時：2016年1月25日 0時
