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｢…｣
｢何？｣
｢…嘘吐き｣
ふいに立ち上がった荼毘くんに、ぽんと肩を押されてベッドにそのまま倒れ込む。
ぎし、とベッドの軋む音と、人一人分の重さが加わって、顔の横に手がつかれる。
荼毘くんは器用に私の手からドライヤーを奪って、電源を落とす。
…これ、テレビとか漫画で見た事ある。
男の人に押し倒されたらそんなの、絶対良くない状況じゃん。
荼毘くんの顔近い。
｢…A｣
どこか寂しさを含んだ声色が耳元で響く。
手ががさ、と動いたかと思うと、それは私の服の裾に据えられる。
｢待って｣
Tシャツの裾がちょっとだけ捲りあげられて、露になったお腹に手が当てられた。
特定の場所に指を差して、荼毘くんの冷たい指が肌に触れる。
｢…嫌、｣
ずっと隠してきたのに。
夏でも長袖を着て、できるだけ人に肌を見せないようにして、気を使ってきたのに。
｢こことここ。あと二の腕。｣
私の身体の、消えない傷や痣のある箇所。
｢…だから、平気な顔してられんだろ｣
荼毘くんはそんなことまでお見通しだったらしい。
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狐宮(プロフ) - 流石に神作すぎる。更新待ってます！！ (3月17日 11時) (
レス) id: a0c6b76223 (このIDを非表示/違反報告)
エスプレッソ - めちゃくちゃ好きです！続きが楽しみです！ (2月2日 20時) (レス) id: de6ec814a1 (このIDを非表示/違反報告)
白うさぎ - 更新楽しみです！頑張ってください！ (2月2日 9時) (レス) @page31 id: ddc71ea2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - あああああああああああああああ！JKに手出してるホークスさいこおおおおお！ (1月26日 19時) (レス) @page31 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ - うわ、もうめちゃくちゃ好きです。更新頑張ってください、、 (1月25日 1時) (レス) @page31 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八尋 | 作成日時：2022年12月8日 20時
