06時間 ページ7
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三日ぶりに自室に帰った。
…という自覚は、正直全くない。一日学校に行って、帰ってきただけのような、またタチの悪い感覚である。
寮生活は、本当に楽しい。
クラスの人たちと同じ場所で住めるのもそうだけど、そもそも実家が好きでない私からすれば居心地のよいものでしかなかった。
ベッドに体を預けて、白い布団の上をごろごろ転がる。
何も考えずそれを繰り返していれば、ドアの開く音がした。
｢Aさん、お風呂行きましょう……って、また眠ってますの！？｣
｢起きてるよ百ちゃん｣
｢起きて…はぁ、良かった…！｣
部屋が近くにある百ちゃんが、どうやらお風呂に誘いに来てくれたようだった。
ドアの前で、顔が見えなくても嬉しそうにしているのがわかる。
不思議だ。
私が起きてるくらいでどうしてそこまで安心してくれるのか。それも彼女の優しさなのだろうか。
ヒーロー科に入るまで、自分のことをそこまで見てくれた人なんていなかった。だからここは、いい意味で少し奇妙なのだ。
｢どうしてそこまで心配してくれるの？｣
ただ起きてるだけなのに。
私が友達を減らす理由は、こういう軽率な発言のせいだと自覚している。
けれど、純粋に疑問だったのだ。
｢Aさんが、素敵なお友達だからですわ。
お友達が眠ったまま起きてくれないのは、寂しいじゃないですか。｣
百ちゃんは私が転んでいるベッドまで近寄って、顔を見せてくれた。
小さな子供をあやす様ににこっと笑う彼女の笑顔に、何だか私は納得せざるを得なかった。
『お友達』。
初めて聞いた、ここまで感情を込められた上っ面じゃない言葉。
｢そういうもんか｣
｢そういうものですわ｣
｢…お風呂、一緒に行こ｣
｢えぇ、是非！｣
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なおみ(プロフ) - 完結おめでとうございます!! ホントに、白雪と轟くんがひっついてよかった！ 作品読んでると泣きました(´；ω；`)こんな良い作品をありがとうございました!!! (2017年12月19日 17時) (
レス) id: 73e619451a (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - 八尋さんこんばんはご無沙汰ぶりです赫夜デス！！夜分遅くでもお仕事ご苦労様デス(*^^*)！！先程仕上がったこちらがわの内容一部を読ませて頂いたところ主人公ちゃんは揺るで余り恋愛感には無しな感じですが次回はどう言った展開になるのか楽しみにしてます！！ (2017年9月5日 21時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
RAIN - 赫夜さん» こんにちは。あまりたくさんのコメントは作者さんの負担になるのでやめた方がよいのでは？影ながらひっそり応援していくのも読者の役目だと思いますよ。自分はたくさんのコメントは返すのも負担なので嫌だとは思いますが。 (2017年8月28日 20時) (レス) id: eb5387909c (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - 八尋さんおはようございます赫夜デス！！徹夜までのお仕事ご苦労様デス(*≧∀≦*)先程の内容一部を読ませて頂いたところ爆豪は主人公ちゃんの事が気に食わないそうで何回か良く挑戦を申し込んでるそうですがひょっとしたら…(*_*) (2017年8月26日 8時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - 八尋さんこんにちは赫夜デス夕方のお仕事ご苦労様デス！！先程仕上がった内容一部を読ませて頂いたところ次の日主人公ちゃんは何と爆豪と珍しく一緒に登校してきたそうですが果たして次回内容はどうなって逝くか気になりますね(^ー^)今後をお待ちしております！！ (2017年8月24日 17時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八尋 | 作成日時：2017年8月17日 19時
