102話 ページ9
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そもそもなんで君は私の連絡先を知ってるんだろうね〜と頬をつんつんすると、コナンくんは態度を一変焦った様子を見せて「あ、い、いや、沖矢さんに聞いて…あはは…」としどろもどろになった。
「紗綾さんはあのように契約を提案してきましたが、ボウヤに知らせるといいことも中々に多いと思いまして。もちろん私からは話しませんが、紗綾さんからなら契約違反でもありませんよね？」
「このインテリ眼鏡…」
「紗綾さーん僕も眼鏡かけてるよ！」
「お前のことはインテリと呼びたくない」
「なんでだよ！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「そういえば紗綾さん、この前妙なことを聞いてきましたよね？」
「「妙なこと？」」
私とコナンくんの声が重なったのも無理ない。
私はそんなことを言った覚えはないし、コナンくんにとっては食いつく餌のようなものだ。何か余計なことを言い始めるんじゃないかとヒヤヒヤしながら「そんなこと言いましたっけ？」と平静を装って彼の顔を見れば、クスリと笑われた。心臓が痛い。
「14歳の少女と、22歳の男性二人が一緒に食事をするのは違和感があるかと、聞いてきたことがありますよね？」
「…あ、確かにそんなことを聞いた気が…」
「あの質問＿今なら違った返答ができます。
貴方が+4歳だと分かった今、その少女と男性の年齢差は4歳です。社会に出れば大した差ではありませんし、学生であれば先輩と後輩の関係でもあります。まあ、学生と考えるのが妥当でしょう」
「先輩と…後輩…」
何かが記憶の奥で光った気がした。
忘れている一部分を思い出せそうな＿そんな希望の光。
『学生で、先輩と後輩の関係でもある』
「…………先輩…？」
大学の先輩。…いや、違う。これは、あの人は…
バイト先の、先輩。男の人。一人じゃない、二人だ。
私に構ってくる先輩と、毛嫌いしてくる先輩。
一度だけ、たった一度だけ、私を怒ってくれた先輩。
「………そうだ…あの人達は……」
私は全て忘れていたのだ。
彼らが＿萩原研二と松田陣平が、バイト先の先輩だったということを。
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彼らがバイトをしていたかは分かりませんが空想で決めてます。多少の違和感ご了承ください🙇♀。
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のうん。(プロフ) - あさん» ありがとうございます！待っていただいた分ゆっくりですが更新頑張ります💪 (3月12日 9時) (
レス) id: fb28870297 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 更新待ってたので嬉しいです、合格おめでとうございます！ (3月11日 7時) (レス) @page27 id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
のうん。(プロフ) - あすかさん» コメントありがとうございます！前期は既に終わったので後期に向けて頂いたパワーで頑張りますね…！！作品もあと少しで再開できそうなのでそれまでお楽しみにです！！ (2月29日 6時) (レス) id: 3d735eb946 (このIDを非表示/違反報告)
のうん。(プロフ) - とらべらーさん» 遅くなってしまいすみません…応援ありがとうございました！先日試験は終わり結果を待ちながら後期に向けて頑張っているところです。なるべく早く合格して更新できるように頑張ります！ (2月29日 6時) (レス) id: 3d735eb946 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - あっという間に読んでしまいました！！！続きが楽しみです！！！大学合格しますようにー念を送っときます( ✧Д✧) ﾉｶｯ!！)))))))))))) (2月28日 20時) (レス) id: 8fa475efd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のうん。 | 作成日時：2023年5月13日 18時
