【鬼滅の刃】夜凪、優しい男前だな

なにやってんの ページ16

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とある日の廊下。



3人の少年、竈門、我妻、嘴平が歩いていると。



調理室に一人、夜凪がいた。









「いやまじでなにやってんのあの人！？」









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「…善逸が失礼な事を言ってすみませんでした」


「ははっ、竈門君がわざわざ謝らなくても大丈夫だよ」


放課後の調理室にいた夜凪。

実は、柱含む色んな人達から手料理を作れと頼まれ、最終的に材料まで買ってこられた為作ろうとしていたのである。


「最初は冗談のつもりだったらしいんだけど、冨岡が本当に鮭とか大根を買ってきちゃって…そしたら他の方々も…ね」


「いやほんと良く教師になれたな」


「だから善逸！失礼だぞ！」


我妻は竈門に突っ込まれているが…実際その通りである。冨岡に関しては教師どころか今までに何度詐欺にあっているのかが気になるところだ。


「おい夜凪！作るなら衣のついたあれも作れ！」


「こ、衣？」


「あ、多分天ぷらの事を言ってるんだと思います！」


「なるほど…」


夜凪は立ち上がり、再度エプロンをつけた。


「よし、じゃあ嘴平君の好物も作ろっか」


「俺達も手伝います！」


「え？俺達って俺も含まれてんの？」








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夜凪が持ってきたエプロンを3人はつける。


「なんだこれ！こんなのつけるわけねぇだろ！」


「こら伊之助！料理するんだからつけないとダメだ！」


否、素直な竈門と成り行きの我妻はエプロンをつけ、嘴平はつけようとしていなかった。

そんな様子に夜凪は言う。


「嘴平君、一緒に料理してくれないかな？一緒にやってくれると凄く助かるんだ」


「…ほわほわさせんじゃねぇ！やってやるよ！」


嘴平、参戦。

二人の会話に我妻が「すげー…」と呟いた。


「今回は時間がかかるものが多いし難易度も高いから、順々にやっていこうね」


夜凪のその言葉に、竈門だけが返事をした。

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