【鬼滅の刃】夜凪、優しい男前だな

名前 ページ13

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「胡蝶様方は本当に仲がよろしいんですね」


「そうなの、自慢の妹よ」


「だからそう言うことは夜凪さんの前では言わないの…！」


「あらあら、なんで？」


話の通じない姉さんにため息をつく。

顔の熱がさっきから冷めない。

そんな様子の私に、姉さんは何かを思いついたように夜凪さんに言った。


「ねぇ夜凪君」


「はい、なんですか？」


「私の事もしのぶの事も“胡蝶様”って言われると分かりずらくて…しのぶの呼び方を変えてもらってもいいかしら？」


「ね、姉さん…！？」


「あっ、そうでしたね…何とお呼びすればいいでしょうか」


罪悪感のない笑顔でそう聞いてくる夜凪さん。

そんな事を私に言われても何も返せない。


「お好きに呼んでください…」と私がボソッと言えば、姉さんが口を挟む。


「じゃあ夜凪君がいつも生徒に接するようにしましょう！この際敬語もやめて…！」


「ちょっと！」


姉さんの暴走は止まらない。夜凪さんも流石に慌てている。


「その…さすがに失礼になってしまいますので…」


「いいのよ、姉の私が許すわ。それに、今までと同じようじゃ、他の生徒から変な目で見られちゃうわよ？」


真剣に悩む夜凪さん。

何故か心臓が高鳴って仕方がない。


「えっと、じゃあ…胡蝶さん」


「その調子でタメ口も…！」


「胡蝶さん、これからよろしくね…ですか？」





…顔がぶわっと暑くなった。その暑さが全身にも回る。


「そうそう…！これからは前世の事よりも今世の事を考えましょう」


「は、はい」


夜凪さんと姉さんの会話に入れる気がしなかった。

きっと今日の私はどうかしている。

夜凪さんと対等に並べた事に喜んでしまっているところが、またどうかしている。









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これで一応胡蝶しのぶsideは終了です。



皆様にちょっとした質問なのですが…

このまま胡蝶さんと夢主をくっつけた方がいいか、

あるいは他の人とくっついた方がいいか、

さらにあるいは誰ともくっつかない方がいいか。

皆様ならどうしますか？

私が思うに、ネットではぎゆしのが流行っていますが非公式なので、夢主と胡蝶さんがくっつく分には大丈夫そうには思えるのですが…。

やっぱり読んでくださる貴方の意見を聞きたいな、とは思います。

もしよろしければコメント欄にて教えてください。

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