七十五個目の消去 ページ34
『サリュー!』
また私がつくころには、すでに彼は待っていた
「あ、デルタ!」
『ちょっと任務が立て込んでるから、手短にいうね』
まあ、それは嘘に近いけど
あまり長い時間姿をくらますと怪しまれるし
『とりあえず、サリューに目をつけておいて欲しいのはザナーク。ザナーク・アバロニクっていうの』
｢…彼には素質があるのかい?｣
『はっきりとは分からないけど…そんな気がする』
｢分かった、Aの見立てが正しいか見ておくよ｣
『ありがとう、一応彼のそばで動くつもりなんだけどね』
力が暴走でもしたらたまったもんじゃあない
｢ふーん…じゃあ、またすぐ会うかもね｣
『…?』
｢ふふ、何でもないよ。…急いでるんでしょ?｣
『あ、そうだった…またね、サリュー』
私は早口にそう告げて、孔明さんの元へ向かった
｢…今度はあの2人と、ね｣
＊
＊＊＊＊
〜孔明の館〜
『ふぅ…疲れた…孔明さんの館って、からくりだらけ…』
おそらく最後であろう扉の前で少し休憩をとる
『あのからくりの人形とか、どんな仕組みなんでしょう…』
これは雷門もきっと骨が折れるだろうなぁ
まあ、きっと孔明さんに試されてるんだろう
『…さて、行きますか』
意を決して大きな扉に手をかける
そして、その瞬間＿＿＿＿
『っうわ…っ!?』
突破と花吹雪に包まれて視界を遮られる
風に煽られて身体が傾く
『(っ、転ぶ…!!)』
そう、思ったとき
ふわっと身体が浮かぶ感覚に、柔らかな布の感触
｢貴方がここへ来ることは分かっていました｣
『!』
美しい瞳が目の前にあって、初めてこの人に抱きとめられているのだとわかる
「初めましてA。いいえ…デルタ」
『!!』
孔明さんはそっと私を立たせ、静かに佇む
…諸葛孔明は、女性だったのか…
まるで母親のような、あたたかさを感じた
『…さすが孔明さん…何でも知っているのですね』
自分でも冷や汗が伝っていくのがのがわかる
射抜くような視線に、目がそらせない
「私にだって分からないことはあります。貴方の戦う理由、とかね」
『……それは』
｢……｣
まるで彼女の魔法にかかったかのように、言わねばならない使命感にかられる
『それは…大切なものを、守るため…』
「…その大切なものが、家族ですか」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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優＠蘭厨（（(プロフ) - デルタさん» wwwwwwwwwwおかしくないんだすwwなんか、した、おかしいことにwwwwwぇ………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・w (2013年8月2日 19時) (
レス) id: a0ed34e487 (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - 優＠蘭厨（（さん» うんｗｗおかしいんだすｗｗｗ何故だろうｗｗｗえぇ・・・・・・・・・・・・・・・・？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・？ｗ (2013年8月2日 19時) (レス) id: e63759a6e5 (このIDを非表示/違反報告)
優＠蘭厨（（(プロフ) - デルタさん» そっかwwwwwおかしくないんだスwwうんwwwぇ……………………………………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・w (2013年8月1日 12時) (レス) id: a0ed34e487 (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - 優＠蘭厨（（さん» なんか返信しようとしたら親に呼ばれたりして；；お菓子インダスｗｗ←なんかおかしくなったｗｗ急にｗｗえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・？？？？？ｗ (2013年8月1日 12時) (レス) id: e63759a6e5 (このIDを非表示/違反報告)
優＠蘭厨（（(プロフ) - デルタさん» 大丈夫wおかしくないんだスwwwwwwwwえ・・・・・・・・・・・・w (2013年8月1日 12時) (レス) id: a0ed34e487 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年6月16日 21時
