七十一個目の飴*不要 ページ12
「あらら、もしかして嫉妬かな。可愛いねぇ〜。」
少しオッサンのような口調で話す。
「…もう、Aったら。」
そう言いながら、先程とはまた違う表情をする。
「…本当に井上織姫が来ているのか、自分で確かめてみたら?」
ベッドから離れるとナコルは、目でついて来いという合図を送ってきた。
面倒くさいな。
そう感じながら、ナコルについていく。
何もしないよりは、ましだろう。
「…。(あれ、俺の霊圧…。)」
腕輪をしてから、体から霊圧が消えたように思える。
…ということは、技も使えないってか。
「こりゃー、本格的に面倒くさいかな…。」
ボソッと呟いた言葉が部屋に反響して、何だか更に面倒くさくなった。
「よく来たね、井上織姫…そして、A。」
うわ、凄く不愉快。
…藍染に名前呼ばれるとか。
ナコルに素直について来ると、藍染達の集まる所に連れて来られた。
…ナコル、どこに行ったか分からないし。
あーぁ、ついてくるんじゃなかったよ。
「…はーぁ、用件は。」
「…うん、相変わらず元気そうで何よりだよ、A。でも、今用件があるのは井上織姫の方だ。」
え、じゃあ俺の居る意味は?
「(ナーコール…。)」
ナコルを見つけ、少し睨む。
「…ん、おや?珍しいネックレスをしているんだね。」
「は?」
織姫ちゃんと長々と話していたはずの藍染が、今度は此方に注目してきた。
ネックレス…、存在自体忘れていたぞ。
「あー……、お洒落でしょ?」
ネックレスを弄りながらそう答える。
無視とかしたら、藍染は何をしてくるか分かったものではない。
「そうか……いや、まぁいいね。じゃあナコル。連れて行ってあげなさい。」
「はい。」
「っ、」
とんでもない馬鹿力で俺の腕を掴んできたナコル。
そのまま連れて行かれる。
「(イヌ、大丈夫かな…。)」
廊下を歩いている中、そんな事を考えていた。
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ブラック・クロクニル×××絶望王(プロフ) - あの間違ってたらごめんなさい 六十六個目の飴 本音の 松本の所属している隊が11番隊になっています 自分が間違ってなければ松本は10番隊ではないでしょうか？ (2016年9月18日 22時) (
レス) id: bbc0fa4355 (このIDを非表示/違反報告)
yasanekoko - チャッピー様、ありがとうございます!これから更に面白く出来るように頑張らせて頂きます!応援、ありがとうございます!! (2015年8月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 8e0165f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
チャッピー - はじめましてー！凄く面白いです！更新頑張ってください応援してます！ (2015年8月29日 16時) (レス) id: 41870b5498 (このIDを非表示/違反報告)
yasanekoko - 暇人様、ありがとうございます!続きをなるべく早く更新していきます。頑張らせて頂きますね!! (2015年8月29日 8時) (携帯から) (レス) id: 8e0165f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
暇人 - 続きが楽しみです！！\(・∀・)/頑張って下さい！！ (2015年8月28日 19時) (レス) id: 565b3c163d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yasanekoko x他1人 | 作成日時：2015年8月15日 1時
