〜暗闇の先の光〜

〜聴こえた光〜part3 ページ7

「聴かれちゃってたか、恥ずかしいな〜」
と、その人は屈託の無い笑顔でそう言ってきた。
「僕、たまにあそこであーやって演奏してるんだ♪息抜き…みたいな？」
へぇ〜、たまに…か。その割には、私見たことが無かったな。なんでだろ。
…ま、どうでもいいか。
「僕はモーツァルト。モツって呼んでね♪」
…“モーツァルト”…、何処かで聞いたことがあるような、無いような…。
「君は？」
私がめちゃくちゃ考えていると、彼…モツがそう聞いてきた。
『私はA。宜しく。』
「へ〜、Aかぁ〜。宜しくね、A♪」
そんな感じで話していると、あっという間に辺りは暗くなって…。
「もうこんなに暗くなっちゃった。危ないし、家まで送ってくよ？」
『あ、大丈夫ですよ、家近いんで。』
…家って言っていいのか分かんないけど。
「こんな山奥に家があるんだ〜！」
まぁ、家って言うか、洞窟なんだけどね…。
「え？洞窟？！」
私は知らず知らずの内に声に出していたらしく…。
凄いビックリされてしまいました…。
…ま、当たり前か。洞窟に住んでます、なんて言っちゃ、誰でもビックリするよね…。

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ラッキークラシカロイドキャラクター

ジョリー

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