♯ ページ13
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お風呂から出ると、同じく出てきたのか棘がまだ髪を濡らしたまま、男湯の前でキョロキョロしていた。
なんか探してるみたいだけど、落し物？
『とーげー』
「！ 高菜！」
『どうしたの？なんかあった？』
「しゃけっ！ツナツナ、明太子！」
ふむ…。なんと。そういうことか。
『棘も一緒に入ってるの忘れてたァ！！』
「すじこ！」
あぁ。失態だ。棘に傑くんの話を聞かせるつもりも、私と悟の思いも聞かせるつもりは無かったのに。
それに、棘達からしたら彼は呪詛師で、それ以上でもそれ以下でもない存在。自分たちを、一般人を殺そうとした。
そんな彼を今も大切に思っていると知ったら軽蔑するかな。
『ごめんね。聞かせるつもりはなかったんだけど、すっかり忘れてて』
「しゃけ。いくら？」
『全部本当だよ。でも、内緒にしててよね。言ったら私の代わりにこの任務続けてもらうから』
「お、おかか！！」
『そんな嫌がんなくてもいいじゃん』
棘に今夜の周囲の任務について伝えて、相澤さんの所に行く途中にマンダレイと出久が話しているところに出くわした。何やら洸汰の事で話しているらしい。
どうしよう。早く行きたいんだけど適当に挨拶して行けばいいかな？
『お疲れー今日はいい天気だったね。じゃあおやすみ』
「挨拶下手か！」
「五条さん！？もしかして、話聞いて…」
『話？あー、洸汰の親の話ね。聞いてた聞いてた』
当然のように聞いていたことを伝えると、2人は呆れたような顔をした。ココに来てからその顔されすぎて既視感しかないんだけど。私に失礼じゃない？
と思うのも束の間、2人は私にどう思っているのか聞いてきた。何についてかと言うと、洸汰について。
洸汰に何か言ってあげられることはないか、と。
『そんなの知らないよ…特に思いつく訳でもないし』
「思い付かないって…」
「洸汰くんの気持ちを考えての発言ですか？
洸汰くん、このままだとずっとヒーローを嫌ったまま…」
『それが？何か問題があるの？』
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橙沼(プロフ) - 五条(♀)と狗巻のセット、すごく面白いです…！この小説に出会えて天最高です。更新楽しみに待ってます！ (1月18日 18時) (
レス) @page15 id: 672b289667 (このIDを非表示/違反報告)
yasaiblk(プロフ) - 紅葉さん» 12時前後でした！失礼しました！((遅くなってごめん生きてる？？？ (12月30日 21時) (レス) @page15 id: af5db7d0f8 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - えっとうろ覚えなので違うかもですけど｢早ければぁ12時間後かもね？｣って書いてるんですけどここ2時間では、、、、？ (2023年3月3日 16時) (レス) @page6 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
yasaiblk(プロフ) - はなさん» 前回のやつそのままコピべしたから名前変換したままだったみたいです…！全然気づかなかった！ありがとうございます！これからも何かありましたらよろしくお願いします！ (2022年2月8日 9時) (レス) id: 9850e67c97 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - なぜか最初だけ名前がアヤメになってますよ……！ 私の間違いだったらすみません！ (2022年2月8日 9時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yasaiblk | 作成日時：2022年1月2日 22時
