４７ Ａｔｓｕｔｏ ページ47
「アイスもう１個
食べればよかった。」
「麻也のおごりなんだから、
食べればよかったじゃん。笑」
帰りの車の中で、Aは
残念がってる。
「帰りにアイス買いに行く？」
「行く！笑」
子供みてー。笑
「篤人の車、久しぶりだ。」
「そうだね。」
「夜のドライブって楽しいよね。
少し悪いことしてるみたいで。笑」
「悪いこと？」
「うん、昼間のドライブとは違って、
いけないこと？っていうのかな？
してるみたいで。笑」
「ふーん。」
「うまく説明できないけど、
ワクワクするの。笑」
悪いことね。
じゃあ俺たちは、悪いことしてるんだ。
・・・なんかやらしい感じしないか、それ。笑
「悪いことなら早く帰る？遠回りする？」
「ワクワクするから遠回り。
で、アイス買う。笑」
「了解。笑」
Aの家に着いた。
「アイス食べていくでしょ？」
一瞬迷った。このまま帰ろうか。
でも、まだ一緒にいたいと思う気持ちに
正直になってみる。
「お茶入れてくるね。」
久しぶりだな、Aんち。
リビングに入ると変わらない光景。
ホッとする。
本当はここに来て、ごはん食べたり、
このソファーでくつろぎたかった。
それに・・・Aにも会いたかった。
「やっぱりそこにいた。笑」
ソファーにいるのを予想してたらしい。
そりゃここにいるでしょ。
「はい、どうぞ。」
２人でアイスを食べた。
おいしいとかぐらいしか
会話はないけど、それが心地いい。
やっぱりAとは、
気を使わないで、自然体でいられる。
「今日はありがとね。」
「いえいえ。」
「帰り気をつけてね。」
「おう。」
「解決したから、またごはん食べに来る？笑」
でた、またＳな顔。笑
「さー、考えておく。笑 じゃあね。」
来るよ。
もう来ない理由はないから。
家に着いてそのままソファーに倒れこんだ。
「・・・完全に麻也にやられた日だった。」
あいつの策略にはまったのが気にいらない。
でも、そのおかげでAと会うきっかけ
になったのは事実だよな。
おかげで、わかったことがある。
俺は、Aが好きだってこと。
今までのわけわかんねーイラつきとかみんな、
それは好きだからだってわかった。
どこかでそれを認めたくない
自分がいたんだよな、きっと。
でももう気づいちゃったから。
好きだって。しょうがないでしょ。
「あー、これからどうすりゃいいんだよ。」
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nene(プロフ) - きつねっこさん» きつねっこさん、はじめまして。コメントありがとうございます！楽しみ頑張っていただけているなんて、すごく嬉しいです！その言葉が励みになります。ほっこりしていただけてよかったです。続編もよろしくお願いします。また、感想などコメいただけると嬉しいです！ (2013年8月16日 15時) (
レス) id: d690a3e752 (このIDを非表示/違反報告)
nene(プロフ) - りささん» りささん、コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！日課にしていただいてるなんて・・・嬉しすぎます。続編の更新、がんばります。これからもよろしくお願いします。また感想など、コメントいただけると嬉しいです！ (2013年8月14日 15時) (レス) id: 55ac97c770 (このIDを非表示/違反報告)
nene(プロフ) - うっちーさん» うっちーさん、コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！続編の更新、がんばります。これからもよろしくお願いします。また感想など、コメントいただけると嬉しいです！ (2013年8月14日 15時) (レス) id: 55ac97c770 (このIDを非表示/違反報告)
うっちー(プロフ) - いつも楽しきに読ませていただいてます。自分の気持ちにやっと気づいた篤人さんのこれからがたま楽しみです。更新、楽しみにしてます！！！！！ (2013年8月13日 17時) (レス) id: 30fdb895e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nene | 作成日時：2013年7月22日 23時
