【名探偵コナン】何でも屋のお仕事

依頼４５　対決しましょう ページ49

そして、瑠璃が歌い終わると・・・








ワアアアアアアアアアアアアアア！！！







「ブラボー！」


「綺麗な歌！」


「サイコーよ！」


「瑞希ちゃんよりもうめえ！」


「ファンになりたーい！」






などと、さっきと比べ物にならないくらいの歓声が飛ぶ。








世良「す、すごい。さっきと全然違う」


蘭「うん。さっき歌ってた時よりも今の方が凄く上手い」





哀「これがあの子の本気なのかしら？」


コナン「だろうな」






コナンたちは観客席ではなく、舞台袖にいた。









瑞希「な、何よこれ・・・。どうしてあんな子が私より・・・！」


美也「さっきと比べ物にならないくらい上手い！まるで天才よ、あの子！」


瑞希「天・・・才？」


美也「ええ。歌手としてデビューすれば、きっとすぐにずっと上へ行けるわ！」


瑞希「・・・・・・」









アンコール！アンコール！アンコール！アンコール！









観客からは、アンコールの声が響く。








瑠璃「皆ー！私の歌、気に入ってくれたー？」








オオオオオオオオオオオ！！！







瑠璃「嬉しいな〜♪それじゃあ気分がいいので、もう一曲歌っちゃおう！」








ワアアアアアアアアアアアアアア！！！









瑞希「待って！！」









すると、ステージに真白瑞希が現れる。









瑠璃「・・・何しに来たの？」









瑞希「何ってもちろん、歌いによ。此処は元々、私のステージよ」









瑠璃「・・・歌えるの？」









瑞希「ええ。今ので、スランプなんて吹き飛んだわ。私があんたより歌がうまいってことを、証明してあげるわ！」









瑠璃「面白そうだね。いいよ。皆―――！これから、私と瑞希ちゃんの歌対決を始めるよ―――！皆はどっちが上手いか、歌い終わったら教えてね―――！」









ワアアアアアアアアアアアア！！！








その言葉に、会場は熱気に満ち溢れる。

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