【名探偵コナン】何でも屋のお仕事

依頼４２　よく当たります！ ページ45

瑠璃「スランプに陥り、なかなか思うように歌えなくなった。そこで、このでかいライブときた。自分の歌に自信を無くし、どうしても中止にしたかった」


蘭「それで、自分で脅迫状を？」


瑠璃「そういうこと。瑞希さんは、自分で脅迫状を作りあたかも自分の控室に脅迫状があったのか様に見せかけた。そして、中止になるかも思いきや・・・」


美也「私が、あなたに依頼をした・・・」


瑠璃「そう。私が代わりに出て中止にはならなかった。まあ、自分が出ない事には変わりないから、それはそれで良かったのかもね。・・・と、大体こんな所かな？」







瑞希「・・・証拠は？私がやったっていう証拠はあるの！？」






瑠璃「証拠ならあるよ。ここにね」





瑠璃は懐から、何枚かの写真を出す。




それには、脅迫状を書く瑞希さんの姿があった。





瑞希「なっ・・・！何で、これを？」




美也「・・これ、私があなたに依頼する前の時間よ！どうして・・・？」




瑠璃「私の占いで出たんだよ。今日はここから依頼が来るってね」



懐から、カードを取り出す。



歩美「それって、カード占い？すごーい！」



瑠璃「そう。私の占いの当たる確率は、１００％。今まで外れたことは一度もない。それで、私の友達の鳥さんに、小型カメラを取り付け脅迫状を書く瑞希さんの姿をパシャリとしたわけよ」



コナン「というかそれ、盗撮なんじゃ・・・」



瑠璃「依頼のためだからノープロブレム！」



美也「依頼の前にそこまでしてたなんて・・・！」



瑠璃「私は完璧主義者ですからね！」



瑞希「・・・」



瑞希さんは、ずっと黙り込んでいる。



瑠璃「さて、瑞希さん。どうしてこんなことをしたのか、教えてもらおうか。と言っても、なんとなく分かってるけど」

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