【名探偵コナン】何でも屋のお仕事

依頼２　三人兄弟 ページ4

洋子「コホ、コホッ・・・」


達也「大丈夫かい？洋子」


洋子「だ、大丈夫よ」


哲也「少し休んだ方がいいんじゃないか？」


達也「そうだな」


達也さんは、洋子さんを部屋に連れて行く。


小五郎「洋子さんはご病気で？」


哲也「病気というか、体が生まれつき弱いんだよ。だからよく、体調が悪くなるんだ」


小五郎「そうなんですか」


桃「ねえねえコナン君！一緒に遊ぼうよ！」


コナン「え？」


蘭「コナン君、一緒に遊んだら？」


哲也「そうだね。この近くに、桃と同い年の子ってあまりいないんだ。遊んでやってくれ」


コナン「うん。分かった」


桃「やった！コナン君外に行こう！」


そう言って桃は、コナンの手を引っ張って外へ出る。









コナン「それにしても、この家は凄く広いね」


桃「パパはお金持ちなんだよ！」


コナン「そっか。それで、何して遊ぶ？」


桃「う〜ん・・・そうだなあ」


桃が考えていると・・・








ブロロロロロ！







突然猛スピードで、車がこっちに向かってくる。


コナン「危ない！」


桃「え？」


コナンがとっさに、桃の腕を引っ張り避ける。









キキイイィィ―――！







車はブレーキをかけて止まる。








ガララッ！






達也「何の音だ！？」


屋敷の中から、騒ぎを聞きつけた達也さんや小五郎たちが出てくる。









ガチャッ！








智也「やー、悪い悪い。気づかなかったわ」


車からチャラそうな男が出てきた。


達也・哲也「智也！！」


小五郎「あの人は・・・？」


達也「柏木智也。俺と哲也の兄です。俺達、三人兄弟なんですよ」


哲也「それよりお前！もう少しで桃ちゃんとコナン君に当たるところだったぞ！」


蘭「桃ちゃん、コナン君。大丈夫？」


コナン「大丈夫だよ。蘭姉ちゃん」


桃「私も。コナン君が助けてくれたから」

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