【名探偵コナン】何でも屋のお仕事

依頼１９　依頼しました ページ21

紅子「あ、あんた！何でここに！？」


「なんでも何も、君を護衛することが君から言われた依頼だもの。それに、こんな面白そうなことがあったら、行かないわけないでしょ」


目暮「紅子さん、この子は一体・・・」


何「ボンジュール。警察とそこのメガネの子以外は初めまして。私は何でも屋と申します。どうぞよろしく」


佐藤「何でも屋！？」


歩美「嘘！本物？」


光彦「うわあ！噂は本当だったんですね！」


元太「すっげー！」


哀「工藤君、あの子なの？」


コナン「ああ。顔は分からねえが声と口調は同じだ」


目暮「紅子さん。貴方からの依頼と言っていますが、依頼したんですか？」


紅子「え、ええ・・。実は私、ストーカーの被害にあっているの」


宗也「ストーカー！？大丈夫なんですか？」


紅子「ええ・・何とかね。ストーカーは、夜に私の後をつけて来たりして、最近は何処からか見られたりしてるような感じがして・・・」


何「それで、怖くなった紅子さんは私に依頼したわけ」


高木「でも、どうして警察に言わなかったんですか？」


紅子「最初はそうしようとしたわ。そうしようとしたら、たまたま何でも屋の噂を聞いて・・・ためしにお願いしてみようかと思ったの。依頼方法も、噂で聞いて知ったから」


光彦「依頼方法、ですか？」


何「そういや知らないよね。宣伝ついでに言っとくよ。私は神出鬼没だからそう簡単に会えないよ。依頼するには、まず手紙に名前と依頼内容を書く。そして、それをポストに入れる。ただし、入れる時は、私に会いたいと強く強く念じるんだ。
そうすれば、私が手紙を受け取れる。そういう感じだよ」


佐藤「でも、顔も知らない子に頼むなんて・・・」


紅子「私もそう思ったわ。顔も知らない人に頼むのはあれだったから、やめようと思ったの。そして、手紙を出そうとポストを開けたら手紙がなくって・・・代わりにその子が立ってたの」


何「依頼があればどこへでも駆けつける。それが私なのです」

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