憧れのキメツ学園！2

＊04 ページ37

岡「という訳なんですけど…
　 駄目ですか？」

梶「駄目に決まってるでしょ！
　 そんな危ない事させられない！」

炭「そうだぞ
　 それにどうやって倒すかも分からないんだ」

岡「それも見つけるから！」


梶「…悪い事は言わない、やめなさい」

炭「俺らがどうにか出来る話じゃないんだ」

岡「でも…」

梶「ね？ 今日はもう寝なさい」


岡「はい…」


『そして一旦は諦めたかぐやですが』


岡「諦めるわけないでしょ！
　 蘭くん達の前で叫んじゃったんだし、
　 という訳で、新月の夜に家を出ます！
　碧衣さんと炭治郎さんには悪いけど、皆んなの為」


『言うことを聞かず、勝手に準備を…
　そして新月の夜』


岡「…うん、これで準備終了、後は家を出るだけ」

ありがとう

『こうして、かぐやは鬼退治へと向かうのでした…』


ー第1幕終了ー

『勢い良く家を出たものの』


岡「ここはどこ、そして鬼はどこ」


『絶賛迷子中のかぐやです』


岡「あぁ、今日はもう休もうかな…」

ガサガサ

岡「ん？」


伊「はっはっはー！俺は山の王、嘴平伊之助様だー！
　 ここに住みたくば、俺様の子分になれ！」

岡「えーっと
　君は人であってる？猪が喋ってるんじゃなくて？」

伊「おう、そうだ！」

岡「ん、君って強いんだよね」


伊「ったりめーだ、なんてったって
　 俺は山の王だからな！」

岡「流石！ならさ、もっと強いのと戦いたくない？」

伊「んん？」

岡「文字通り、もっと強いのだよ
　 あ、でも弱いんだったらやめた方が良いね」


伊「あ？俺が弱いわけねーだろ！
　 全員まとめてぶちのめしてやる」

岡「おー、心強い、なら私について来てよ
　 そうすれば強いのと戦えるよ」

伊「…それなら行ってやっても良い！」


『かぐや、山の王と名乗る少年の勧誘に成功』


岡「それで、鬼って知ってたりする？」

伊「ん、俺は知らないけど、友達が前言ってたぞ」

岡「その子の所へ連れて行ってくれない？」

伊「分かった！
　 子分の頼みとあらば、なんでもしてみせる！


岡「私、子分になった覚え、無いんだけどな…」


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出演

かぐや姫…岡本真夜

お爺さん…竈門炭治郎
お婆さん…梶碧衣

猪…嘴平伊之助

ナレーター

飯野蜜柑
羽美海星


☆授業中に思いついた詩を歌にするの結構楽しい…

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