憧れのキメツ学園！2

＊02 ページ35

『かぐやも、もう大人になり
　すっかり町に知れた美人さんになりました」


岡「いや、美人じゃないよ？」


『でも、そうなると“結婚したい”という人も
　出て来てしまいます』


善「ねぇ、炭治郎さん！
　 1目で良いから合わせてくれよ！
　 町1番の美人さんなんだろ？かぐやちゃんは！

炭「いや…善逸くんなら…でも……」

善「何ですか！？
　 はっきり言ってくれた方が俺良いですけど！」

炭「結婚は流石に…」

善「お友達から始めますって！」


岡「あの…お友達なら良いですよ」

炭「かぐや！危ないから出て来ちゃ駄目って
　 言っただろう？」

岡「あ…ごめんなさい
　 その人はそのままでいいの？」

炭「ん？…倒れてる！？家の中に運ぼう！」



善「ん、ここどこだ？」

岡「起きた？良かった、死んじゃったかと思ったよ」

善「か、かぐやちゃん！！」

真「うん、そうだよ」


善「俺、今日が命日なのかも」

岡「死んじゃダメだよ！善逸…さん？
　 って、また気失っちゃった！？」


『それがかぐやと善逸の出会いでした
　かぐやはあまり知らない外の話を聞くのが
　とても好きで、良く話を聞いていました』


善「それで俺は言ったんだ、この子は俺が守る」

岡「凄いですね！それで続きはどうなるんですか？」

善「勿論、悪い奴等から守ってやったよ！
　 その後に、もう悪さはしないって言わせたしね」

岡「おおっ！強いんですね、善逸さんは」


トントン！
新「こんにちは！
　 善逸と親しくしている虎道と言う！
　 是非ともかぐや殿に会いたくて参った！」

梶「こんにちは、どうぞお帰りください(ﾆｺﾘ」

新「うむ、それではお邪魔します！」

梶「お帰りください？」


布「すみません、歯止めが効かなくって…」

梶「いえ、早くこの人を連れて出て行ってくれれば
　 良いだけですよ」

新「何故善逸は良くて俺たちは駄目なのだ？」

岡「あ、善逸くんのお友達？
　 お友達からなら良いですよ！」


梶「あ、出て来ちゃ駄目って言ったでしょ？」

真「ごめんなさい…」

梶「うぅん、私も悪かった…って
　 2人共倒れてるじゃない！」

岡「お家に入れてあげないと…」


『こうして善逸との出会いをきっかけに
　愉快な友人が出来ていくかぐやでした』


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出演

かぐや姫…岡本真夜

お爺さん…竈門炭治郎
お婆さん…梶碧衣

友人1…我妻善逸
友人2…新堂虎道
友人3…布留溝蘭


ナレーション

飯野蜜柑
羽美海星


☆学期末なんて気にしない

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