憧れのキメツ学園！2

拾漆話 ページ18

岡「また人数が増えたね…」

羽「あら、倉瀬くん達じゃない
　 偶然だね…いや必然ともいうけど」

倉「あ、初めましてー
　 キメツ学園茸組、倉瀬拓己です」

岡「私は岡本真夜！
　 倉瀬くん、よろしくねー」


羽「面と向かって会うのは初めてだよね
　 私は羽美海星
　 私なんかの名前は聞いた事も見た事もないと
　 思うけど、よろしくね」

倉「あ、いや？毎度学年1位を取ってる
　 “羽が美しい海の星”って書く羽美さんだよね？
　 確かに初めましてだけど僕は君の事知ってたよ」
　
羽「…倉瀬くん
　 もしかして私のストーカーだったりする？」

小「いや待て、どうしてそうなった」



三「何か俺、忘れられてるくね？」

善「大丈夫、俺もそうだからさ」

水「忘れられてる俺らは俺らで楽しもーぜ、な？」

貴「あっちはあっちでこっちはこっちだよな！」


断じて可愛そうな人達の集団とかではないですから！


貴「あれ？伊之助は？」

水「ん？いない」」

三「猪突猛進！
　 って叫びながらそこのドア突き破ってたじゃん」

善「通りで風が入って来る訳だ…ってねぇ！？
　 あいつドア突き破ったの！？ねぇ馬鹿なの！？」



貴「って事で真夜、海星、呼んできてくんない？」

岡「え、私？良いけど…もうすぐ駅着くよ？」

羽「電車が止まるまでに見つけ出さないと
　 人混みに紛れて分からなくなるからという事ね」

小「うん、正しい人選だな」


倉「なんか2時間ドラマのラスト30分
　 って感じの展開だねー」

善「それで残り15分ぐらいで犯行に至った理由を
　 って感じだよねー！」

三「もう残り3分もないけどな」


そんなこんなで真夜が伊之助発見
てんやわんやで海月が伊之助連行


そして到着


岡「結構広いね！」

貴「想像以上だ！」

羽「やっとね…！」


善「遂に来てしまった」

伊「ここがぷうるか…」

水「結構空いてるなー」

三「いや普通じゃね？」

倉「後で勝負をしよう」

小「負けたら奢れよな」


えーっと

人数が5+1+3っておかしくないですか

男女比率が3:6っておかしくないですか

そもそも同級生9人(クラスの約半分の人数)ですよ


閑話休題



更衣室で着替えもすましたところで


貴「今日は快晴！気分も良好！それでは！
　 第1回水上バレー大会を実施致します！」


ここでチーム編成発表です！


霹靂一線 チーム

羽美 海星
我妻 善逸
三浦 大樹
小熊 雄貴


猪突猛進！ チーム

岡本 真夜
嘴平 伊之助
水瀬 知輝
倉瀬 拓己




☆次回 決戦の火蓋が切られる

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