【暗殺教室】殺る気？ありません。やる気もありません２【REBORN!】 (ページ6)

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殺る気？ 52 ページ6

「…はいっ、今みなさんに配ったプリントが生徒会行事のプリントです」

壇上にいる…えっと…誰でしたっけ？
…放送眼鏡君でいいですよね。

放送眼鏡君が、自身の手にあるプリントを持ちながら言う。

E組の扱いは、安定ですね。

学級委員の磯貝君が、放送眼鏡君にE組にはないと、伝える。

頭を軽く掻きながら、明らかに悪意のある顔で言う放送眼鏡君。

「え、ない？おかしーな…」

少し溜めてから、全体に聞こえるように笑う。

「ごめんなさーい。３-Eの分、忘れたみたい。
すいませんけど、全部記憶して帰って下さーい」

その瞬間、体育館は笑いに包まれた。

ああ…五月蝿い。
下品な笑い方ですね。

大体、プリントが無いのに記憶ができるわけがないでしょう。そんなのも理解出来ないなんて、貴方方はE組以下の頭ですね。
プリントを忘れてしまうほど、記憶力が悪かったんですね。そういう方たちの方が記憶力を鍛えるために、暗記して行ったほうがよろしいのでは？

さすがの僕でも耐えきれず、そう言おうとした瞬間、必要ないと感じた。

本当に一瞬のことだった。

横を通るプリントは、手書きの生徒会便りであった。

こんなこと出来る人は、他にはいませんね。

_________そうですよね、殺せんせー？

「問題ないようですねぇ。手書き(・・・)のコピーが全員分あるようですし」

変装とは言い難い格好で二人の教師の間に現れたのは、マッハ20の殺せんせー。
昔…いえ、前世と言った方がいいですね。

前世は、最強の暗殺者、死神と呼ばれていた方だ。