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有岡said
……わかってた、見てたから。
山田が嫌がっていた。
けどね……?
胸が痛いんだ、ロボットなのに……ッ
ただがむしゃらに走り続けた。
山田のいる会社から逃げるように。
ドンっ!
有岡「うわっ!」
?「すいません……ッ」
有岡「ん〜〜こちらこそすいません、」
?「あれ?大ちゃん?」
そこにいたのはさっき会った伊野ちゃんと、知らない男の人だった。
有岡「だ、れ……?」
伊野尾「あ、この人?この人は高木雄也って言って、俺の友達!」
有岡「へぇ……ッ」
伊野尾「……大ちゃん?様子おかしいよ?」
ポタッポタポタッ
有岡「へ……?」
伊野尾「……!」
有岡「なに、これ……ッ」
突然目から水が出てきた。
なんなの、これ……ッ胸がきゅっとなって、
顔が熱くなって、ポタポタって止まんないの……ッ
伊野尾「大ちゃん……恋、してる?」
有岡「……恋ッ?」
伊野尾「うん。」
有岡「うんとね……山田が好き、でねッ……さっき、かいしゃで………ッ」
ぎゅ……っ
伊野ちゃんに優しく抱き締められた。
伊野尾「それは言わなくて良いから。」
有岡「ん……ッぐす、」
伊野尾「あのね、大ちゃん。ロボットは恋すると、人間に似るんだ。だから、大ちゃんはきっと、傷付いたから泣いてるんだ。」
有岡「にん、げん……?」
伊野尾「うん、でもそれは今俺がやってる研究では必要ないんだ。」
伊野尾「大ちゃん、楽になりたい?」
有岡「ん、楽になりたい……ッ」
伊野尾「じゃあ……」
伊野尾「記憶、リセットしようか。」
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もも(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。移行も気長に待っていますので、ゆっくりと作者様のペースで更新頑張ってください。 (2018年3月5日 18時) (レス) id: f3431a5ffe (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - あっぷるぱいさん» ヒェ……ッありがとうございます……。沢山ニヤニヤして下さい((( (2018年1月7日 18時) (レス) id: b4d8461bdc (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるぱい - 小説でこんなににやけが止まらなかったのは初めてです、 (2018年1月7日 18時) (レス) id: 15399edeb6 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - ヒェ……ッありがとうございます!頑張ります! (2017年11月26日 14時) (レス) id: b4d8461bdc (このIDを非表示/違反報告)
萌愛(プロフ) - やまあり最高です。更新頑張ってください! (2017年11月26日 10時) (レス) id: bcb05ef821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かりん | 作成日時:2017年11月13日 10時