恋するアンドロイド___ymar

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有岡「やまだが好き………っ！！！」

やま、だ……って俺？違う人？

山田「えっと……」




山田「誰、のこと？」

有岡「やまだ！！」

山田「お、俺………？」

有岡「それ以外誰なのさ……っ/////」

山田「そう……だよね………/////」






有岡＆山田「……………」

黙って数分。沈黙を破ったのは大ちゃんだった。

有岡「………でもっ山田は好きな人いるもんね！」

山田「ちが、」

有岡「え？だってさっきいるって……」

山田「いや、それは……っ」



言え、言わなきゃ駄目だ。





山田「俺の好きな人は大ちゃん！俺も大ちゃんが好き！」

有岡「………へ？ほ、ほんと？！〜〜っ！！」

がばっ！

山田「うわっと……大ちゃ……っ」

突然大ちゃんが飛び付いてきた。

有岡「嘘じゃない、よね？」

山田「こんな嘘つかないよ。」

有岡「付き合ってくれる……？」

山田「うん、もちろん。」

有岡「へへっ、幸せ……！」

ぎゅうぅっ

更に抱き締める力を上げる大ちゃん。



有岡「ね！ちゅーしよ！」

山田「？！/////う、うん……」





山田「目、閉じて……」

有岡「うん……」

目を閉じた大ちゃんをよく見ると、
まつ毛が長くて少し色っぽかった。

そんな大ちゃんの唇にそっと自分の唇をつけた。



有岡「……照れるね/////」

山田「うん/////」

今、凄く幸せだな……




でも、そんな幸せ続くはずなかった。
だって大ちゃんは………




ロボットだから。

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