★ ページ36
有岡「ん……」
朝起きると隣には昨日と同じく山田が寝ていた。(それも俺と山田は全裸)
そっとリビングへ向かおうとしたら…
有岡「痛っ!」
激しい腰の痛み。
有岡「や”ま”だ”お”き”て”…」
山田「んん…?どしたの大ちゃん。」
有岡「い“た“い“」
山田「何、大丈夫?!生理?!」
いや絶対昨夜のアレでしょうよ。
有岡「腰が痛いの」
山田「あ、昨日のか〜ごめんね?」
有岡「別に気持ち良かったし良いよ…」
山田「へ?」
有岡「あっ…/////」
な、何言ってるんだよ俺………!!
少しの間沈黙が続いた。
その沈黙の空間に突然音が。
ポタッ
有岡「…?」
山田「何の音…?」
有岡「なんか垂れた……」
山田「えっ?!」
血………?
有岡「え、だって山田と………」
山田「………え、じゃあ大ちゃんは普通に原因もなく生理だったってこと…?」
有岡「でも、フラれた時…」
山田「大ちゃんの場合謎な生理だから何でもありなのかも…」
有岡「なんでもありかよ……」
山田「なんでも有岡ってことだね」
有岡「いや全然面白くないし…。」
すると山田がベットから降りてきて、
僕から垂れた一滴の血を指で取る。
有岡「なにしてんの?!」
山田「んー…」
ペロッ
山田は突然指に付けた血を舐めた。
有岡「な…汚いよ!馬鹿!」
山田「大ちゃん?」
有岡「なに…」
ちゅっ…
有岡「…!」
そっと触れるだけのキスなのに、
ほんとりと鉄の味がした。
有岡「なんなのさっきっから!/////」
山田「俺の事好き?」
有岡「好きに決まってんじゃん…」
山田「へへっ俺も好きー♡」
有岡「う、うん…?」
謎、謎すぎる。
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作成日時:2017年10月3日 0時